夫を亡くしてセブ島に留学することになった その7

授業初日の様子をメモ帳に下書きをしていたらPCの電源が抜けていたようで、バッテリーが切れるとともに二時間かかって書いたエントリーが消えた。「だからこまめにログを保存しておけといったのに!」と生前もちおに何度いわれたかわからない。再起動後、奇跡的にメモ帳が残っていたので安心してそのまま書き続けたんですけど、バッテリーの差しが甘かったらしく、二度目に電源が切れたときに完全に消えました。反省する。もちおにいうこと聞かなくてごめんといいたい。

 

というわけで、ダイジェスト版をお届けします。

 

マンツーマンレッスンの教室

f:id:kutabirehateko:20181107231514p:plain

長時間のマンツーマンレッスンが安価で受けられるのがフィリピン留学の特徴らしい。時間になったら自分の教室で待機する講師のもとへ生徒がいく。椅子二つとホワイトボードでいっぱいになる小さな部屋で、壁にはそれぞれが思い思いのディスプレイをしてある。生徒からの感謝の手紙も多い。

 

f:id:kutabirehateko:20181107233833p:plain

授業のあいまに講師が歌っている声があちこちから聞こえる。この講師はギターを弾くし、別の講師はウクレレを弾きながら歌っていた。外の店で買い物をしていてもレジを打ちながら突然歌いだす人もちらほらいる。フィリピン人、歌うのが好きなんだな。

 

f:id:kutabirehateko:20181107231632p:plain

こういう小さな教室が複数の校舎の複数階にある。教師は9割フィリピン人女性。地方から上京(?)してきて家族に送金している講師も多い。英語能力もさることながら講師はみな外国人のでたらめ英語を聞き取り、上手く話を盛り上げて生徒を有頂天にさせる面でもプロである。ボケっとしているとでたらめ英語のワンマンフリートークショーで午前中が終わる。わたしは仕事で使う会話をでたらめ英語で説明して英語に言い直してもらい、メモしている。結果的に4時間ぶっ続けで仕事の講義をする羽目になった。

 

f:id:kutabirehateko:20181107231645p:plain

教室の入り口の休憩所。留学後数週間というスペイン人男性から「最初の週は大変だよ。脳が熱を出す。でも二週目は大丈夫。リラックスできるよ」と笑顔でいわれる。うらやましい。午前に4コママンツーマンレッスンを受け、わたしも母も悄然としながら昼を迎えた。

 

食事

f:id:kutabirehateko:20181107232253p:plain

食堂棟へいくため車道を横断しなければならない。横断する回数を減らしたい一心で前日に買ったパンとミルクと砂糖入りの粉末珈琲、ヤクルトで朝ご飯。足らなかった。勉強するとお腹減る。

 

f:id:kutabirehateko:20181107232313p:plain

ランチは肉じゃがと青梗菜の味噌汁、胡瓜揉み。11月にスイカが出ているほかは完全に日本食。美味しかった。母はコックが変わったんじゃないかと感激して厨房をのぞいていた。環境に慣れたせいもあると思うけれど、確かに到着した日と翌日の食事は塩辛かった。メインのコックさん、休暇中だったんですかね。

 

f:id:kutabirehateko:20181107232327p:plain

唐揚げ。竜田揚げ味で美味しかった。こっちの鶏肉は美味しい。酸っぱさ控え目な胡瓜のピクルスと野菜スープもほのかにピリリとして美味しい。カフェテリアの入り口に「Good!」と「Not Good!」を入れる箱があるのだけれど、母は昼も夜もGoodを多めに入れていた。

 

部屋に戻ると今朝回収された洗濯物がきれいに畳まれて戻っていた。丸一日勉強だけやって、「お腹すいた!ご飯なにかな」と駆け込めば温かい食事が用意されていて、帰ると掃除済みの部屋と清潔なベッドがあるなんて最高だ。母もだいぶ慣れてきて、道を渡るときは勝間和代さんの「断る力」のポーズでぐいぐい横断するようになった。

 

今夜は部屋に蚊がいるようで、音もなく虫刺され跡が増えていく。昨日のオリエンテーションデング熱にかかって入院していたというスタッフからくれぐれも蚊と体調不良に注意してほしいという話があったが、部屋には虫よけも虫刺されの薬もない。せいぜいお祈りをして眠ることにする。どうかみなさんも祈っていてください。明日はメモ帳に下書きしたらこまめに保存することにします。おやすみなさい。