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料理スランプ

web日記 闘病生活 日常

去年ハイクに投稿した弁当画像の一部。

 刺身の漬け焼き
ピーマンのきんぴら
切り干し大根
玉子焼き
人参の塩レモン和え
雑穀ご飯

 

鶏モモのケチャップ煮
サラダレタス
いんげんの塩炒め
シメジの塩レモン炒め
人参の一塩
梅干と鰹ふりかけ
雑穀ご飯

 

ピーマンのおかか和え
パプリカのきんぴら
鶏胸豆腐ハンバーグ
カボチャの甘煮
雑穀ご飯

 

昆布のおかか煮
玉子焼き
プチトマト
シメジの醤油和え
鶏胸腐団子
雑穀ご飯

 

この頃のもちおは深夜に帰ってきて早朝家を出ていた。わたしはもちおに合わせて暮らせなかったので、考えたあげく弁当は深夜に作って北側の部屋へ置いておいた。

 

kutabirehateko

今日のダンナ CommentsAdd Starhide-psy36zzteralin

「お弁当があるからね」と伝えても手渡さないと忘れてしまうので、朝寝する日はこうして伝言を残します。
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kutabirehateko/20151217/20151217043717.jpg

 

得意ではないけれど人並みに料理はしてきた。凝ったことはできないけれど、好き嫌いがはっきりしているので調味料や食材から選んで自分で作る料理がいちばんすきだった。でも今年に入ってどんどん料理ができなくなり、現在はほぼ外食。自分史上空前の食費。

 

食事療法について調べているうちに慣れ親しんだ料理法や食材を避けるようにしたことと、一人で家事を段取りしてきた生活からずっと家族が家にいる生活への移行が上手く行かないこと、気持ちに余裕がなく、「よーし、あれ作って食べよ!うっふっふ」という料理に対するワクワク感がまったくないことが原因だと思う。

 

外食で栄養足りるんか、と思われる方もいらっしゃることでしょう。たいへんありがたいことに「この店の料理は食べたあと身体が楽だ」という店が近所に見つかったのです。いまでは駐車場に車をいれる段階で店員さん(ネパール人)から目配せされ、店内では空調も調節してもらえるほどお得意さんになった。スタンプカードとかあったらすごい枚数になっていたと思う。たぶん今日も行く。ちなみに家ではオートミールと玄米モロヘイヤパスタを主食に食べている。

 

「わー美味しそう!これをあれしてこれして、あれと一緒に食べたらおいしいべな」とわくわく買い物をして、「やだ、美味しい、ああん!どうしよう!」と喜んでいた生活に戻りたい。

 

「はてこさんが作る料理はそんな悪いもの使ってないだろ、そのまま病人食いけるんじゃね?」と友人にいわれる。画像検索してみると確かにそんな気がする。でも料理って物理的な時間とスキルに加えて精神的な余裕がないとできない。幸田文が「家族に病人がいるときは気が落ち着かないから店屋物が増える。そんなものは贅沢ではなく貧しいのだ。塩むすびを作って食べられることのほうがどれほど贅沢か」というようなことを、どこかに書いていた。「塩むすびの贅沢」という言葉が忘れられない。入院中の夫を世話する妻の話だった。

 

同じ本に幸田文の父である幸田露伴が「俺は何も贅沢をしたいわけじゃない。熱いものは熱く、冷たいものは冷たく食べたいだけなんだ」と、焼き立ての魚や出来立ての小鉢を最良の状態で出せとどう考えても贅沢な(食べてる間台所に立ち続ける人がいないと無理でしょ?)要望を娘に出していたと書いてあり、いいご身分だなあと思った。幸田文は「えい、このうるさい男どもめ」と書きながら、「現在の自分は一人暮らしで食事もそぼんとしたものである」と締めくくっており、リクエストに応える相手がいないのも張り合いがなさそうだった。

 

もちおは揚げ物、味の濃いもの、ケミカル調味料がすきだったけれど、いまは薄味の胃にやさしいものがすきになった。いまなら同じものを美味しいと思えるかもしれないのになあ。どこかにおわします料理の神様、どうぞお出でになってくださいませ。

 

kutabirehateko.hateblo.jp