結婚記念日雑感

13年前の今日結婚した。もちおは若くしてわたしをすきになってしまったので、世の中にはほかにも魅力的な女性が大勢いると気がついたらがっかりするべなと思っていた。

「ぼくは、この世にたった一つというめずらしい花を持ってるつもりだった。ところが、じつは、あたりまえのバラの花を、一つ持ってるきりだった。・・・ぼくはこれじゃ、えらい王さまなんかになれようがない・・・・・・」

 王子さまは、草の上につっぷして泣きました。 星の王子さま

  

少し前に世界一たいせつないぬの話を書いたエントリーをふたつ読んだ。

hitode99.hatenablog.com

zuisho.hatenadiary.jp

 

ほいで、ここのくだりを思い出した。

王子さまは、もう一度バラの花を見に行きました。そして、こういいました。

「あんたたち、ぼくのバラの花とは、まるっきりちがうよ。それじゃ、ただ咲いてるだけじゃないか。・・・そりゃ、ぼくのバラの花も、なんでもなく、そばを通ってゆく人が見たら、あんたたちと同じ花だと思うかもしれない。だけど、あの一輪の花が、ぼくには、あんたたちみんなよりも、たいせつなんだ。だって、ぼくが水をかけた花なんだからね。・・・不平もきいてやったし、じまん話もきいてやったし、だまっているならいるで、時にはどうしたのだろうと、きき耳をたててやった花なんだからね。ぼくのものになった花なんだからね」

「あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思ってるのはね、そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ」

「ぼくが、ぼくのバラの花を、とてもたいせつに思ってるのは・・・・・・」と、王子さまは、忘れないようにいいました。

「人間っていうものは、このたいせつなことを忘れてるんだよ。だけど、あんたは、このことを忘れちゃいけない。めんどうをみたあいてには、いつまでも責任があるんだ。まもらなけりゃならないんだよ、バラの花との約束をね・・・・・・・」と、キツネはいいました。

 愛犬がほかのどの犬とも違う世界一たいせつな犬になるだけの時間と、世界一たいせつな家族になるだけの手間隙がわたしたちの間にあった。だからもちおは前よりわたしがたいせつだろうし、わたしも前よりもっともちおがたいせつだ。今日もお互い生きていてよかった。

 

来年もまたげんきでこの日を迎えられたらいいなと思う。結婚した日は最悪の気分だった。年々良くなる。このあとおじさんの店に珈琲飲みにいくからこれでおしまい。

 

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