「アライバル」の画像引用のお返事をいただきました

シリア難民を侮辱する酷い画像が出回っている。批判のために拡散するのもいやだと思って、「アライバル」に描かれた移民、難民の絵をたくさん引用させていただいた。しかし画像が多いので河出書房新社さまにメールで確認をお願いしていた。

 

今日編集担当の方からお返事をいただいた。画像は粗いもので引用の範囲内とご判断くださったとのこと。よかった。難民に対して非道な扱いをする人たちがあらわれたり、心が荒んでいるような風潮があるけれど、書籍に興味をもっていただけたら嬉しいです、って。

 

この本からわたしは家族の絆、夫婦と親子の繋がりについても考えさせられた。小さな単位で身を寄せ合って生き延びようと奮闘する人たちのことを思ったし、自分が同じ境遇に陥ったらと思わずにはいられなかった。男が仕事を探す場面をみて、仕事をもらうってこういうことだったと反省もした。人を養うってたいへんなことだ。

 

 とはいえこの本はおしつけがましく、説教臭いところはまるでない。ショーン・タンは難民、移民問題というより人の人生に訪れる数奇な出来事について書いたと「イラストレーション」のインタビューに答えていた。

 

アライバル」はヴィレッジヴァンガードにも置いてあるようなので、手にとって読んで欲しい。どこまでも幻想的で、同時に生々しくリアルな絵本です。 

 いま安心して帰ることのできる家がない方々に、一日も早く平和と安らぎがおとずれますように。

kutabirehateko.hateblo.jp

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