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ボート遊びの服装 ミリオネーゼのファッションルールブックより

「ヨットに誘われたときの服装」で検索してきた人がいた模様。役立つことは何も書いていなかったでしょう?ごめんなさいね。でもボート遊びの服装についてだったら少し知ってるから、そちらを御紹介したいと思います。

 

以下はミリオネーゼのファッションルールの引用です。この本は全米の142の管理職、主に採用担当者と2000人を超えるビジネスウーマンへの聞き取り調査を元に書かれた本で、服装がキャリアや所得にどのように影響するかを分析した結果をまとめたものです。1977年に同様の内容で男性向けの本がベストセラー&ロングセラーになり、その後社会変化にあわせて再調査、女性特有の問題に焦点を当てたものがこちら。業種や体型によって好まれる、嫌われる服が違ってくる。すごく面白い。

 

ビジネスカジュアルのむずかしさ

本書によればドレスコードがカジュアルになるほどビジネスウェアは選び方が難しくなるんだとか。カジュアルだけどきちんとしていて動きやすい。そして見るからに高級だけど下品ではない。見限られたくなかったらエグゼクティブクラスの遊びの場ではそういう服を着ていなければいけないんだって。だから普段着にお金がかかるんだって。でもお金かけておかないとコネクションがだめになっちゃうから必要経費なんだって。ひえー。ジョブズザッカーバーグがまいにち同じ服でいいや!ってなっちゃったのはその辺もあるんじゃないのかな。

 

さて舟遊びの服選びはこちら。

ボート遊びには専用のデッキシューズを

 ボート遊びにはトップサイダー(訳注 デッキシューズの全米ナンバー1ブランド)のデッキシューズや滑り止めのあるスニーカーを履いて行きましょう。デッキを歩いても大丈夫なように、特別にデザインされた靴を買うようにお勧めします。

 私はある企業の社長から、茶色のラバーソールのスニーカーを履いた若い女性の話を聞いたことがあります。彼女が歩くたびに、デッキの上には茶色い足跡が付いたそうです。そのボートは社長のものでしたから、あまりよい気分ではなかったそうです。彼女は2度と招待してもらえないでしょう。

 麺のシャツやパンツならほぼ何でもOKですが、ボートは暖かい季節のレジャーですから、夏らしい色がよいでしょう。

 デニムでも大丈夫ですが、トラディショナルな鋲の付いたパンツは絶対に避けましょう。デッキに引っ掻き傷を作る可能性があります。

カジュアルなビジネスウェアのルール chapter6 P182

 

 

 クラブのドレスコードを知る

 

エグゼクティブのレクリエーションの多くは、カントリークラブやヨットクラブで行われます。

テニスやゴルフの後のイベントーカクテルパーティーやダンスパーティーーにも招待されるかもしれないと思ったら、それにふさわしい服装を用意しておかなければいけません。クラブでの食事にふさわしい服装なら何を着ても大丈夫だと思います。

スポーツバッグにスポーツ用具を入れて、クラブで着替えるのがふつうです。

 

覚えておいていただきたいのは、ほとんどのクラブでは日中はカジュアルはOKでも、夜には服装のルールが決まっているということです。クラブによってルールは違いますから、そのクラブのルールがわからない場合は支配人を呼びましょう。

オフィシャルであってもなくても、ドレスコードがあるかどうか尋ねてください。喜んで力になってくれるでしょう。

カジュアルなビジネスウェアのルール chapter6 P183

 

 この本にはビジネスランチ、ビジネス社交着、ビジネスパーティー、フォーマルパーティー、社員旅行、社外研修、スポーツシーンでの服選びも紹介されている。別世界を垣間見るのは面白いなー、と思って物見遊山に読んだ。したら数年後にもちおが仕事であちこちの社長さんたちとスイスへ行くことになった。いまこそビジネス社交着を選ぶ時だ!と思って参考にした。知っておいて損はない本です。

 

 主婦は人を油断させる

 特に面白かったのは「ブラッディ・マリー」と呼ばれた女性新聞記者の話。彼女は22歳で、著者が知るなかで「最も調査能力のある記者」。すばらしく頭がいい。なのに、無邪気で頭の悪い16歳に見えるんだって。「政治家は彼女に自分の妻にも言わないようなことを告白するのです。そして、彼らが口を割ったが最後、彼女はタイプライターのキーで彼らを容赦なく刻み、血まみれの記事が出来上がるというわけです。」

この話を聞いた別の新聞記者は人々が心を開いてくれるように「忙しい主婦のような服」をいつも用意していると話してくれたそう。 

モテ本には異性目線で何が受けるかが書かれているけれど、この本では異性、同性それぞれの同僚、上司、顧客が特定の服装にどのように反応するかが説明されていて、とても参考になる。

 

仕事以外でも服装の変化で扱いは変わる

この本を読んだ当時わたしはあるコミュニティに属していたんだけど、そこでの女性集団と折り合いがよくなかった。本には「(それがどのような服装であれ)そこで中心になっている女性の妹分のような服を選ぶこと」とあったので、わたしはそこにいた女性たちの服装を思い返してみた。そしてそれを手持ちの服でちょっと真似てみたのね。

その日の夜コミュニティの集まりに参加する予定があった。わたしはいつも通り自分の席について、いつも通り自分の役目をはたして、心底わたしを嫌っている人たちにいつもどおり挨拶をした。

もうね。ぜんぜん違った。なんだったんだろうと思うくらい違った。返事してくれたし、それどころか笑顔でひとことふたこと、ちょっと弁解がましいようなお愛想を言ってくれた。「あら?はてこさんてこんなに感じがよかったかしら!」って顔をしてた。ランダムに二色の帽子をかぶせた人を同じ部屋にいれると同じ色の帽子同士で固まりやすいというあの実験みたいだ。

 

前はどんなかっこうしてたんだ!って思うかもしれない。具体的にいうと、わたしはそれまでダークカラーのジャケットとシンプルなスカートとシャツを着ていた。でもグループ内ではツインニットにフレアスカート、色は明るめで柄物も多いと気が付いた。それを真似た。それだけ。たぶんわたしの服装が違ったことに彼女たちは気付いていなかったと思う。組合せが違うだけで何度か着て行ったこともある服だったから。

 

意地悪だった人がニコニコ顔で接してくれて、へー!ちょろいな!と思った。でもあんまりうれしいと思えなかった。ミッキーマウスの着ぐるみを着て、ミッキーファンが寄ってきた、みたいな気持ち。わたしじゃなくていいんだな。っていう。

 

そんなわけで私生活でこれは極力やりたくないけど仕事ではこの本を参考に服を選ぶ。ちなみにデートで有効な服とビジネスに有効な服はまったく違うそうなので、気をつけてください。赤文字雑誌のオフィス向け服とか着てたらまずキャリアで成功はできないってさ。

 

 

kutabirehateko.hateblo.jp