イケダハヤトさんがモテるために必要なこと

魔性系モテの人は農夫のようにマメだと書いた。

魔性の女と悪魔のような男は働き者の農夫に似ている - ハイク以上はてダ未満

 そして魔性の基本は絶望的な人間不信、これこそモテの基本だと書いた。

失恋ショコラティエ最終巻で考えるモテ農夫の孤独 - ハイク以上はてダ未満

 

でも非常に質の高い人間不信を抱えながらモテ側へ行かない人もいる。それはなぜか。 

かっこいい高知弁のブログがホッテントリ入りしていたので読んだ。「高知に移住したイケダハヤトさんは都会に住む人を馬鹿にし過ぎている。あれでは反感を買うし、高知もイメージダウンする」とイケダさんを諫める話だった。わたしはイケダハヤトさんのことはほとんど何も知らない。「まだ都会で消耗してるの?」という言い回しの元ネタがイケダさんだということを知ったのはつい最近のことだ。

 

高知の人が「そんな風に勤め人を馬鹿にするから影でハゲもやしなんて言われるんだ」と書いていたので、「ハゲもやし」で検索してたらイケダハヤトさんが自分のブログの中でTwitterエゴサーチした話が出てきた。イケダハヤトさんのブログを読むのはこれが初めてだ。

 

ほいで、イケダさんは人間味のある人だなと思った。これは、モテまい。イケダさんは修行と称して自分をdisっているツイートをブログの中で紹介し、これらがいかに幼稚で愚かなものかを嘆いていた。「はじめは傷ついていたけれど、だんだん慣れてきた。最近では彼らをかわいそうだなとさえ思う。これは軽蔑心からだけど」とイケダさんは言う。

 

イケダさんにはとうてい及ばないけれど、ネットでぼろくそに言われることの不愉快さはわたしも経験があるので、少しわかる気がする。もう、目にした瞬間悪意がダイレクトに胃腸のあたりにくる感じ。身体を壊すし人間不信にもなる。弁解しようとすればするほど上げ足をとられ、都合のいいように発言が切り貼りされ、一人歩きする。嫌なものだ。だからイケダさんがそれでムカッとしたのはわかる。

 

モテ農夫の炎上対策

こんなときモテる人はどうするか。

モテる人は常に人を自分と対等な人とは思わず、自分に養分を与える存在、キャベツか何かのように考えている。だからキャベツをなるだけいい状態に育ち、美味しくいただけるよう、手間暇を惜しまない。

 

 モテ側の人は常日頃から自分のファンを増やして、増えた囲いが周囲に影響をおよぼし、何かあったときは援護にまわってくれるように使う。ムカつく馬鹿があらわれたら自分の手は汚さず、擁護者が叩いてくれるよう庇護心を煽る。けして単騎で敵を煽って勢をつけたりしない。

 

一方イケダさんは自分で叩き返しちゃってるから手がかかる。数でいったら圧倒的に不利なので捌ききれない。仕方がないので主語を大きくして叩くと、「おまえに叩かれるいわれはないわ」という人が出てくる。PVは増えるかもしれないけれど、とにかくストレスが多そうだし無駄が多いように思う。

 

モテ農夫は「話が通じないかわいそうな人かも」なんて思わない。話が通じないのは当たり前だ。キャベツなんだから。キャベツに自分のことが理解できるわけがない。キャベツが自分の思惑に沿ってくれるようこちらが動くまでだ。いっぽうイケダさんはまだどこかで相手がその気になれば自分を理解できるはずだという希望を捨てきれていない。

 

もしかしたらイケダさんにとってキャベツからの栄養とはPVなのかもしれない。だとしたらニンニクを叩き潰して香りを出すように攻撃的なブログを書くことがイケダさんの農業なのだろう。でもこのやり方だと、自分を餌にして人をいかに不愉快にさせるか、自分を嫌な奴だと思わせるかを絶えず考え続けなければならない。ものすごくストレスがかかりそうなやり方だ。消耗すると思う。

 

人心掌握に長けた人には意地悪の才能がある。イケダさんはたぶん意地悪も下手だろう。下手な意地悪とは相手にダメージが少ない意地悪ではなく、叩いた本人が周りに批難されるような意地悪のことだ。意地悪上手な人は自分は悪人にならずに上手に人を転がして、証拠を残さずにやる。

 

モテ農夫になる人とならない人

非モテにもたいがい人間不信な人がいるけど、そういう人がモテ側にいかないのはどうしてだろうと考えていた。今回イケダハヤトさんを見て、人を転がして得られる美味しい思いを知らないということかなと思った。だから上手に育てれば自分をちやほやしてくれるようになる人を無碍に扱う。相手を自分と同じ土俵に上げているから同レベルで張り合う。「ああ!そこを捨ててしまうなんてもったいない!」とモテ側の人は思うと思う。批判され続けながら口でやり返さず、ファンを増やしてポンといなくなったのち、不死鳥のように復活を遂げた与沢翼さんはモテ農夫系の人だろう。

 

農夫は気が長い。それは収穫の喜びを知っているからだ。農夫は養分であるキャベツを憎んでいない。話は通じなくてもいい。食えればいい。人間不信が人間嫌いとセットになると、モテへの道はとざされる。人は信じないけど人が大好き。こういう人がエリートモテ農夫になる。

 

でも好意だけで注目を集めてPVをえるのは難しいかもしれないし、そんな魔性の男になったらご家族が悲しむかもしれない。すでに大成功されているのだからわたしごときが心配しなくても大丈夫だろう。

 

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