藁売りと溺れる人

「ちっげーよ!増田がいってたようなヤツじゃねーしまじめーわく」
と言う主旨のブコメが姫姉さまid:horitsukikoでついた。さよか。
増田が潜入したオフがどこのオフだかわからないけど、札幌オフの感想リンクをいくつか読んだ。

人いっぱい。すごい。今度変な仕事のクラスをカルチャーサロンでやるんだけど、こんなに人が来たらいいよな。うらやましす。つか知名度もあるし、姫姉さまこと堀井みきさんは地元のカルチャーセンターで教室持てそう。ブログ講座とかやってたらわたしも行くかもしれない。いや、たぶんいかない。行っても書かないとダメだし、書くのは自分だからな。行く暇があったら書けよっていう。

でも損得なしに「この人に会ってみたい」思う人もいる。そう言う人にネット経由で会うこともある。トークショーってそれの延長なんじゃないかな。まんしゅうきつこさんとか。堀井みきさんにはそういうタレント性があると思う。

タレントを呼んで出演料を払うのはおかしくない。名目はいろいろあるだろうけど、会って話せたらお金払う価値があると思う人がお金出すなら当事者の自由だ。アフィリエイトとか広告とかウィッシュリスト公開とか、何でもやればいいと思う。

けれども、前回書いたことについてのわたしの考えは変わらない。堀井みきさんの意図がどうであれ、はてな界隈のミニマリスト、特に彼女に憧れる人の間にはある種の行き詰まりと閉塞感を感じるし、彼女が以前提唱していたミニマリズムは一般的なミニマリズムから外れている。どちらかというと魚柄仁之介の生活術、節約術に近い。でもその路線でいったらファンはついてこなかったと思う。

そして彼女自身の複雑で有機的な個性に好感を持つのではなく、彼女の提唱する方法論とサクセスストーリーを結びつけて偶像視する人は危うい。こういう人は自分が彼女のようになれなかったときに彼女を、または自分自身を激しく攻撃したり、深く落ち込んだりすると思う。

わたしは溺れて掴んだ藁のために手持ちの札を全部かけてしまったことが何度かある。藁を売った人は藁で破産した人にとても冷たい。周りの人間も呆れる。本人も笑えない。しかし人は溺れているときこういうことをよくやる。そして世の中には溺れている人を丸裸にした後、自己責任だと突き放せる人がいる。

まだお若い堀井みきさんが、自分が意図しなくてもそういうことが起こる場合があるとわかっている人だったらいいなと思う。これからあなたを看板にしたい藁売りがきっとたくさんやって来る。気をつけてね。