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小遣いが増えた夫の買い物

もちおの小遣いには昼食代が含まれている。
なので弁当を家で作った日は弁当代として翌月の小遣いから日数分を引かせてもらって食費に充てていた。

もちおは起きてすぐ食事をするとお腹を壊すので、朝食代も入っている。
弁当を作る日はお茶と昼の弁当と朝食のサンドイッチか、おにぎりを渡していた。
これをみんな外で買うと結構する。買いにいく時間もかかる。

さて、先月からしばらく弁当マラソンが上手くいっている。
もちおは夜遅く、朝早い。私は同じペースで暮らせない。
冬は夜のうちに作って玄関に置いておいたんだけど、今の季節やはり朝作らなければ心配だ。
そこで睡眠時間を夜と朝にわけ、二度寝前提で弁当作りに励むことにした。

これだと午前に自分の仕事を入れるのはかなりキツい。
そこで午前の仕事は原則的に断ることにした。

二度寝するから大丈夫、と思って頑張って起きる。
おかずは作り置きを絶やさないようにする。
こうして朝に弁当と台所仕事と洗濯を干すところまですませて寝る。

午後は自分の仕事をして、夕方から残りの家事と夕飯作りをする。
計画としては完璧だけど、なかなか上手くいかず、自分の仕事にたどり着けない。
家事は本腰いれると果てしなくある。

わたしはこれまで自分の仕事で稼ぐことでもちおへの恩返しをしているつもりだった。
わたしの経済負担が増えれば、その分家計が助かる。
それで早く小遣い以上の収入を得なければと焦っていた。

でも少し前に、人のために働くということを改めて考えてみたら、わたしがもちおの力になれる分野は料理と家事だと言うことに気がついた。
なぜならもちおはお金を自分で稼げるけれど、家事と料理は現状自分でまかなえないからだ。

わたしは共働きを理想としていたけれど、わたしの収入が増えてもいまのもちおに家事折半は無理だ。
共働きはわたしの夢でもちおの夢じゃなかった。
じゃあ収入増やして恩返しは自己満足だな、と気がついた。

わたしが稼いでくることよりも、料理や家事の質を上げることが、もちおにより快適で贅沢な暮らしをしてもらうことになると思った。

と言うわけで、頑張った。
弁当代を貰わなくても通常の食費の範囲で弁当と携帯する朝ご飯が作れたらいいなと思った。
それでもちおが自由に使えるお金が増えたらわたしも気分がいい。
稼いだお金から小遣い渡すよりスマートな気もする。

「最近弁当があるからお金が少し残るよ」
と昨日もちおが言っていた。うれしかった。頑張った甲斐がある。

そしたら今日、もちおがAmazonの箱を持ってきてわたしにくれた。
新しいKindle が入っていた。
わたしは先月出先でkindle を落として、買おうと思っていたのだった。

せっかく自由になるお金が増えたのに。でももちおはニコニコして、とても誇らしげだった。
こんないい夫を持って本当に幸せだと思った。

ハイクやfacebookに書くとノロケが過ぎるので、ここに書いておく。