祝れない脱稿

「4月中に書きあげます」と約束した仕事を、いま書き終えた。

なかなか手につかない上に、手を付けてもうまくまとまらず、気ばかり焦った。ブログもfacebookも「それは書く暇あるのか」と思われるんじゃないかと控えていた。が、控えてもそっちは進まないので結局やましいまままた書き始めた。そうこうするうちに現実逃避もあいまってはてダまで更新した。お客さん見てたら怒るかもしれない。

 

もちおは当初から「それが終わらないから他の仕事も家事も手が付かないんだ」と言っていた。まったくだ。しかしどうしても出来なかった。簡単なことなのに、と思っていたけれど、書きあげてみて大変な仕事を安易に引き受けていたことがわかった。しかも報酬を先に受け取っていたので、「自分だったらあの報酬でこの程度のサービスに納得するだろうか」と考えてしまい、適当なところでけりをつけられなかった。

 

今もまだこれでいいのかわからない。お客さんが具体的な要望を出してくれる仕事じゃなく、込み入ったことを、なるべく専門用語を入れず、短く、お客さんにわかるように書いて、使えるような形で送る仕事だった。

 

教える仕事、伝える仕事が入る時、この仕事の資料や書籍の値段と比較してしまう。「このお金があったらあの本が買える。わたしの仕事はあの本と同じ価値があるだろうか」と考えてしまう。でもこれ、ちょっと違うよね。だって教科書の値段で教師は買えないし、楽譜の値段で演奏家は買えないはず。だよね、だよね?

 

とにかくいったんこれで送ることにする。次回があれば改善していこう。ああ。前にもいいお客さんをうんと待たせて仕事がそこで終わったことがあった。こういうところを直していきたい。