トモエ学園ぽい家庭

お惚気を書かせていただきます。

 

「はてこはかわいそうなくらい善人だ」と夫が言った。

「もちおの面倒ちゃんと見ないじゃん。最近ご飯作らないし家事してないじゃん」

「ご飯作って家事してたら善人なの?」

「いや、それは違うけど、そこは押さえないといけないんじゃ…」

「善人かどうかと家事やってるかどうかは別だよね?」

「んー…うん。でももちおにぎゃーって怒ることあるじゃん」

「そう!ぎゃーって怒るともちおはすごく嫌な気分!」

「そういうときは善人だって思わないでしょ?」

「思わない。でもはてこは善人だ」

 

別の日。

「はてこのよさを評価しないやつは大したことない」

 

祖父が亡くなって父実家と没交渉になっている。

時間が出来たんだからちゃんとしなければと思うが、力が出ない。

どう見ても一番割を食っているのは夫。

そして夫は親族からわたしの陰口もたくさん聞いたらしい。

でも、いいんだって。わたしは善人なんだって。よさがあるんだって。

 

夫は「窓際のトットちゃん」の校長先生みたいな人だと思った。

きみは本当はいい子なんだよ。

広告を非表示にする