親近感がわくGUCCI

変な仕事始めて街を歩くとき見る目が変わった。

華やかな百貨店のブランドショップを横目に歩きながら

「この店出して維持するのにいくらかかってるんだろう」と考える。

商売はギャンブルと似ている。

売れるかどうかわからない品物を作り、人が来るかどうかわからない店を建てる。

売れた分だけ作り、人が来るときだけ店を出すことは難しい。

規模が大きくなるにつれ、掛け金は大きくなる。

ぜったいに損しない方法はやらないことだ。

店の背後にいる経営者のことや、その家族の心情を考えたりもする。

 

仕事中、鼻水が止まらなくなってドラッグストアへ行った。

GUCCIの前を通ったらガランとした店内で着飾った店員が所在なさげにうろうろしていた。

わたしも今日、お客さんいないのよ。GUCCIさん。おんなじね、と思った。