理想の夫&理想の妻

病院で出た薬を珍しく律儀にぜんぶ飲んでいるので朦朧としている。だで、うまいことまとめて書けるか自信がないけれども書くわ。

 

先日じぶんとこのタイムラインに

「低学歴な男に用はない」

っていう一文が流れてきて、うぉ?!ってなった。遡ってみたら、初対面でナンパされたとかで「安くみないで!」ってことだった。なんで相手の学歴がわかったかわからねえけども、なして?なして「低学歴の男」に用ないん?あとなしてそれタイムラインに流すん? 

自分も独身時代「どんな人と結婚したい?」と聞かれるたび

「馬鹿は嫌です」

と言ってきた。今でもそう思う。馬鹿じゃ困る。

馬鹿とは「理解力、記憶力の程度がはなはだ劣った様子。またはそうとしか言いようのない状態」だって三省堂新明解に書いてあったが、そういう意味で馬鹿じゃ困る。

でも馬鹿と低学歴は重なるところがあるかもしれねっけど、馬鹿じゃないと高学歴であるは同じじゃないべや。だどもこの人は高学歴でねかったら利口もんでも用なしっつこんずらよ。

 その後「私が言いたかったのは学歴云々ではなく努力しない人で」って書いてあっただけんども、低学歴は努力しねから進学できねかったって思ってるんだべか。それか努力しても進学できない馬鹿じゃ用はねえってことだべか。

だとすてもよ、タイムラインにそんなこと流しちゃまとまる縁もまとまらねえ気がするんだわ。用のない男が寄ってこねえように予防線張ってるんだべか。でもよ「おめの学歴低いのが気に入らね」って思っても、そっただこと口に出しちまったら自分のイメージ悪くするべ?ありのままの自分で素直に生きてるんだべか。

 はあまあ、これはおらが低学歴だで気になるんだべかな~と思ったども、昨日Twitter峰なゆかさんが「38歳童貞とデートしたところ、なんと!2014年に!ティファニーのオープンハートをプレゼントされた!!」ってTweetして大反響っつうTogetterを見たんだわ。

これもおらほにゃさっぱりわかんねぐてよ。

ティファニーのオープンハートつったら映画「バブルへGO!」にも出てきたバブル期の恋愛にゃ欠かせねえアイテムだっつうことぐらい知ってっけど、38歳童貞はそのころ十代だべ?「女の人はこういうのすきなんだなあ」って憧れてて、それを大人になって好きな人に贈って、何がおかしんだ?わがんねえ。

実は自分も旦那と交際中に指輪もらって気に入らねかったことがあるんだ。

ハートハンギングっつうデザインでよ。これがちっともよくねんだ。なんか紙の箱に入っててよ。指輪っつったらビロードのかぱっと開く小箱に入って、サテンの台の上に鎮座ましましてるもんだと思ってたから、紙の箱に入った指輪はどうにもお祭りの景品に見えて仕方なくってなあ。しかもぶっかぶかでよ。でもさすがに捨てちゃ悪いと思って手袋の上からつけてたら、落としたんだけど、そんときゃ正直ほっとした。

あとで聞いたら通販大好きな姑がテレホンショッピングを見て、息子を焚きつけて買わせたんだってよ。母親も女だから意見は参考になると思っちまったんだな。まあ何にしても指輪なんか通販で衝動買いするもんじゃねえとおらは思う。

  その点ネックレスはいいべ。鎖は調節簡単だしよ。何をするにも邪魔になんねえし。イヤリングやピアスと違って落とすこともねえしよ。廃れないデザインだからまだティファニーで売ってるんだべ。悪くねえとおらは思う。でもそういうことじゃねえんだろうな。*1

峰なゆかさんの童貞が好きはファンの間で有名らしいんだけども、あのTweetは「貧乳気にする女子萌え」みてえな、なんつうか人のコンプレックスや不器用さに萌えるみてえな感じがして、あんまり感じがよぐねえよな。これはおらが貧乳だから気になるのかな。自分じゃ貧乳でも美乳ですきなんだけども。

 そこに来て今日理想の夫、たった10の条件っつう増田を見つけたのよ。流石に釣りだろうってブクマじゃ言われてた。でもな、これにおらの理想の夫の条件はないのよ。

実はむかしむかし、おらがまだランドセル背負ってたころから、おらには理想の旦那さんの条件ってのがあったんだ。これが年々増えてきてよ。年齢から兄弟の数から趣味から何から、もう両手じゃ収まらねえくらいあったのよ。でも不思議なもんで、ある日そういう人に出会ったんだ。しかもその人から言ってほしかった通りの言葉まで言ってくれてよ。おらもうこれは夢じゃないかと思ったくらいだ。それであっという間に付き合い始めて、すぐ婚約して、親に紹介してとんとん拍子に話は進んでよ。ところがあっという間に破談になったんだわ。

おらもう死にたいくらい悲しくてなあ。立ち直るのにはつきあった時間の何倍もかかった。でも立ち直ったときに気が付いたのよ。理想の夫のいちばん大事な条件が抜けてたって。それはな、おらのことを世界でいちばん愛してるっつうことだったのよ。

元をただせば理想の夫にあれこれ条件をつけていたのも、縁あって出会った人に難癖つけて近寄らねえでおくためみてえなところがあったんだ。怖かったんだな、一人の人と身を固めて結婚するっつうのが。

それで新しい条件をしっかり腹に入れてしばらくしたらある男に会った。それがいまの夫。最初の理想の夫の条件からはことごとく外れた男だったけど、世界一おらのことがすきなんだなってのはわかった。それで結婚した。かれこれ12年近く前のことだわ。

 

おら思うんだけど、理想の夫とか妻を思い描くのはだいじだな。でもそこによ、変な縛りを入れてっと、運命の人に出会ってもコレジャナイって全力で避けちまうこともあるんじゃねえかな。そりゃもったいねえよ。

「〇〇でなけりゃ結婚する意味ない、独身の方がまし」

ってこだわりがあったらよ、前向きに家族を作りたくて思ってるのか、苦労するのが怖くて萎縮してるのか、よく考えてみたらいいと思う。

末永くしあわせに暮らす運命の人が低学歴でおっさんでチビデブハゲで童貞でティファニーのオープンハート持ってあらわれる可能性だってあると思う。

だってよ、お伽噺じゃ運命の王子がカエルだったりするじゃねえか。

*1:そう言えば姑が懲りずに通販で趣味の悪いペンダント買って送ってきて、困ったことがあったな。でもそういうのとも違うんだべ。