食卓の焚き火

「ね、座ってないで」
はてこは夕飯を作りながら、ソファーで一休みしているもちのすけに声をかけました。
「もうご飯できるからそこ片付けてほしいの」
「もちおは疲れた」
「もー、ご飯出来てから休んで!」
もちのすけはゆらりと立ち上がり、テーブルを拭きながら「焚き火」の替え歌を歌い始めました。
 
「もちおは もちおは 糞馬鹿だ…♪」
「そんなこと言ってないでしょ! あーもう、お魚焼きすぎちゃった」
 
もちおはお茶碗にご飯をよそりながら、再び「焚き火」のメロディーを口付さみました。
 
「焼きすぎ 焼きすぎお魚が …♪ もちおだ もちおだ もちおのせい…
 おーかしいな おかしいな もちおのせいかな どうかしらー…♪」
 
我が家では一事が万事この調子です。