BMI14.5の飢餓状態のわたしが飢餓状態についてレポートしてみる

飢餓状態になるとどうなるのか。検索したらこんなページが見つかりました。
低カロリーの悪影響
ちょっと違うかなあ、と思うことがちらほら。
 
こちらは摂食障害で半ば故意に食事を抜いたり減らしたりしている方、過激なダイエットをしている方の体重低下の危険について警告しているページのようです。
摂食障害死にいたる病。軽く扱うことはできない深刻なお話です。
 
しかしこちらのお話は、心配のあまり正確さの欠ける警告を出してしまっているような印象を受けます。
傷口消毒しないと指が腐るで!!みたいな。
 
「ここで書かれているようなことは起きていないからまだ大丈夫」
と逆に考えてかえって危ない目にあうこともあるんじゃないかな。
そこでここに書かれていることと、BMI14.5、体脂肪率14.5の国にいる私の状態を比較してみました。
 

  • 脈拍は減るのか

 脈拍は手元の血圧計で測ったところ77/分 血圧は111〜73でした。
 ここ数年は頻脈ではないか、と言われることが多かったです。
 これは出先で測定することが多かったため、日頃より動いたあとだったからかもしれません。
 少し動くとすぐ脈が上がってしまうのです。なんという運動不足。
 

  • 体温は下がるか

 体温は36℃台で子どものころから変化がありません。
 いまためしに舌下で体温を測ってみたところ36.6℃でした。
(ちなみに私は脇の下で熱を測るとたいてい体温計が反応しません。
 どうも脇の下の凹みが影響しているようです。)
  
 手足、特に足の冷えは強く感じます。痩せてからは手先、指先の冷えが強くなりました。
 一方で布団の中で手の平、足の裏だけがぽっぽと熱を持って不快になることも。
 
 風邪で病院へ行ったら体が冷え切ってしまい、熱はないと言われ
「ほら、熱があるんです」
 と先生の手を握り締めて納得していただいたこともございます。
 

  • 新陳代謝は低下するか

 ここ数年の血液検査はいずれも正常値で、代謝が低下しているような兆候はありません。
 おそらく本来筋肉質なのではないかと思いますが、このような極限状態にありながら私の体はどうも宵越しのカロリーは持たない主義のようです。
 食べたらその場で燃やす。無駄に汗をかくくらい燃やす。
 

  • 疲れやすくなるか

 やや疲れやすい体質ではありましたが、BMI15の世界に入ってから劇的に疲れやすくなりました。
 

  • 「少しのカロリーで生命維持。さながら冬眠状態に体勢が変化」?

 お腹はすきます。そして食べないと動けません。
 でも一度にたくさん食べられなくなったので、総摂取量は夫より少ないかもしれません。
 しかし人並みに食べます。もしかしたら人並み以上にお腹はすきます。
 夫が食事を抜いたりすると、このひと大丈夫かなと心配になります。
 

  • 必ず不妊症になるのか

 不妊症検査は受けたことがありません。
 よく月経が止まると言いますが、BMI14を切ると止まることはありました。
 人によると思いますが、結構止まらないものです。
 

  • 性欲は低下するか

 ダイレクトに体重と直結していると思うのはここ。
 でも一方手前のBMI15くらいだと亢進状態になることもあるようです。
 

  • 「骨からのカルシウム逸脱による骨粗鬆症」は起きるか

 カルシウム密度は調べたことがありませんが、人間ドックではそれらしい注意をされたことはありません。
 ただ定着しているかどうかは別として、私は平均的な成人女性よりカルシウムは摂取量は多い方ではないかと思います。
 酢卵作って飲んだり小魚食べたり雑穀ご飯食べたりするのがすきです。
 

  • 猫背になるか

 体は子どものころから固いのですが、近年膝を抱えて体育座りをすることがものすごく増えました。
 椅子の上で膝を抱えてフリーセルやzookeeperをやっていた時間があれば、ドラクエを何本かクリアーできたと思います。
 外では背筋を伸ばしすぎ、背筋に負担がかかるだろうと夫に言われます。
 

  • 「頭髪が抜ける、体毛が男性化する」は本当か

 抜け毛はここ数年増えたように思いますが、気のせいではないと言い切れるかどうか微妙なところ。
 体毛は平均的な濃さだと思います。
 

  • 「脳が萎縮する」の真偽

 おっかねえ。体の痺れで脳検査を受けましたがそういう話は出ませんでした。
 

  • 腎臓の石灰沈着や内臓下垂はどの程度起きるのか

 腎臓は比較的まめに調べていますがいまのところそういった話はありません。
 内臓下垂は胃下垂、遊走腎などありましたが、バランスボールを椅子代わりにするようになって劇的に上がって来ました。
 現在は満腹時など胃が重いとき以外は、人並みにみぞおちの下に胃があります。
 

  • 膵臓、肝臓、腎臓の機能低下はどの程度か

 人間ドックの結果、手を打つように言われているのは腎臓で、これは十代からの持病です。
 ほかはちょっとまずいよ、気をつけてね、という黄色信号状態でした。
 

  • 「数え切れない合併症」とは

 確かに風邪をひきやすいと思います。
 

  • 「思春期の年代では身長の伸びも停滞」は本当か

 思春期のBMIは16.2でしたが、身長は12歳から20歳までの間に20cm伸びました。
 ですから必ずしも身長の伸びを抑えるとは限らないように思います。
 でも、もしかすると40cm伸びるはずだったのかもしれません。
 

  • 「唾液腺は強く腫れるようになり(痛みはない)、顎の下が腫れてくる」

 先週まさにそんな状態だった!! ガンではないかと心配しました。
 睡眠を見直したらかなりよくなりました。
 でも、もっと痩せていたころも含め、これまでこんな経験はありません
 

 不整脈も子どものころからずっと続いていますが、心臓の負担が増大していることは日々実感します。
 特に目が覚めたとき。
 全力疾走した直後のどくどくどくどくという速さではありませんが、大勢の聴衆を前にして立つ時のどっくんどっくんというあの感覚。目が覚めるなり緊張感MAX。
 
 一方で寝ぼけてまどろみながら、枕に耳をあてて心臓の音を聞いていると心音が数秒(3秒から7秒ほど)途切れることもあり、これでいいのかとかなり不安になります。
 耳がおかしいのかと思って手首、顎の下、首筋など三箇所で確かめましたが、どうも電波の悪いところで接続しているパソコンのようにちょいちょい休みながら血液を送っているようです。おっかねえ。
 

  • 「脳の栄養不足」によると思われる「性格の変化」はあるか

 ここは少し長いので、いつかまた別に扱いたいと思いますが、一つだけ。
 

  • こだわりは体重減少と関係があるのか

 生来好奇心が強くこだわりが激しいので、いまの精神状態が飢餓によるものなのかどうかは識別しづらいところ。
 

  • 「強くこだわるホコサキは、慢性の飢餓状態により、当然、食事・カロリーというものに集中」の信憑性

 食事のことを考えるのは三度の食事の時間が近づいたころと、夜半寝入りばなにお腹がすいたとき。
 あとはふいに「駅前のさぬきうどん屋さんの力うどん食べたい!!」と思ったりするときくらいです。
 
 ですから飢餓状態にある人が食事や体重のことばかり考えているというのはやや不正確。
 こだわる分野がある人はそのことについてさらにこだわる場合がある、というのが実態ではないかと思います。
 自分が書いたはてなダイヤリーを百万回読み返すとかね。
 
 だとすると摂食障害に陥っている人が食事にこだわるのは当然です。
 そして摂食障害というのはふつう空腹、満腹の別とは違うところから起こるものだと思いますよ。
 もちろん食べ物が満足に得られない立場にいて飢餓状態にある人は食事に強くこだわることでしょう。
 
いかがでしょうか。結構本当に痩せるとはどういうことかを知る人からすると実態から遠い記述が多々見られます。
とはいえ、必ずしもそうなるわけではないけれど、そういう危険がある、ということを覚えておくのはたいせつなことかもしれません。 
 
ところで、これだけ痩せれば外見ですぐになんかおかしいと気付くだろう、と思われるかもしれませんが、意外にそうでもない。
また痩せている人は命の危険を感じて深刻に悩んでいても自慢かよ、と冷たくあしらわれがちなので孤独に苦しんでいることが多いのです。
 
ですからみなさんの身近なところにも飢餓状態にある方は結構いらっしゃるのではないかと思います。
「痩せてていいね、うらやましい」
というのは波乱含みな褒め言葉であることを覚えておくとよいでしょう。
 
ということで、痩せたい痩せたいもっと痩せたい、というみなさん。
BMI15以下の国はあまり楽しいところではありません。
どうぞいまの健康を大事になさってくださいね。