セックスレスと夫婦間レイプで責められる方の側

「セックスを拒む女はパートナーの浮気や風俗通いを認めるべき」
という主張をするひとが男女問わずいますが、
「セックスを拒む男はパートナーの浮気や風俗通いを認めるべき」
という方にはお目にかかったことがありません。どうしてなのでしょう。
 
いぜんとある掲示板でセックス嫌いと書いてものすごく叩かれたことがあります。
「旦那を満足させられない女は慰謝料払って離婚するべき」
「旦那の浮気と風俗通いを認めろ」
というものや
「痛いならローションを使うべきです。苦しいのはやり方が悪いからです。AVなどを見て研究してください」
と大真面目に正しい保健体育的な指導をする人がたくさんいました。
 
セックスを拒む女性を糾弾する人はきっと性交痛をよくご存じないのだと思うのですが、いかがでしょうか。
だってその痛みと苦しみを知っていながらそれでも応じるべきだというのならちょっとあんまりです。
「男は勃起しなければセックスしようがない。でも、女は穴がふさがるわけじゃないんだからいつでも応じられるはず」
くらいに考えているんじゃないでしょうか。
 
“女はいつでも意のままに受け入れ態勢になれるし、嫌でもすすんで応じれば必ず快感がある”
“男の性欲は制御不能なので女は男に合わせるべき”
という前提をミックスすると
“やろうと思えばいつでも男を受け入れられるのに、自分のパートナーとのセックスに応じようとしない女はわがままで自分中心”
という要は努力と根性が足りないんだYO!という結論が出てきます。
 
こういう考え方の延長に
“夫婦間でレイプなんて起こりえない”
という意見が出るんじゃないかなと私は思います。
 
本来妻はいつでもOKのはず、夫が強引なんじゃなく、妻が頑固に拒否するからそうなる、というわけですね。
うちの母はどうもこれを信じているようです。
 
夫と激しく揉めて家を飛び出したことがあったのですが、それを知った母は
「別れなさい。60、70歳のジジイじゃないんだから。我慢できるわけないでしょう」
と一足飛びにたいへんキツい離婚勧告を出してきました。
 
一瞬おまえは何をいっているんだ? と思いましたが、どうやら
夫と揉めている →性生活トラブルに違いない →拒否ってるんだろ →妻失格
と考えたようです。
 
母は自分の結婚が離婚に終わったせいか、娘の結婚生活が順調だとおもしろくない様子。
ずいぶん長い間、隙あらば離婚させようとてぐすね引いて待っていました。
最近ようやく娘婿のありがたみがわかってきて、娘が離婚すると自分も困ると気付いたようですが、それでも何とかいかに不当な目に遭っているのかもちのすけに気付かせたいようです。
 
彼はか弱い妻の荷物を持ち、お茶を入れたり風呂を立てたり何かと世話を焼きます。
別に私が顎で使っているのではなく、もちのすけは妻がすきなのです。
というか、病気の家族の世話をするのは自然なことだと思うのですが、
 
「もちのすけさんだから持っているのよ、パパだったらそんなことしたらたいへんなことになったわ」
「私はパパにこうしてきたわ。まったく、ほんとにすみません、もちのすけさん」
 
と、さも異常なことのように言うのをやめません。
離婚して何年も経つのにパパとか言うなよきめえと言うのは置いておいて、私の周りに限ってなのかもしれませんが、DV旦那に苦労してきた人に限って「男を立てるべき」という考えを押しつけてくる人が多いように思います。
こういう人が受け入れ態勢にないときに突っ込まれる痛みを知っていて、なおかつそれぐらい我慢するべきだと思っているのなら、それは正常で健全な判断力を失っているといわざるをえません。
 
だって仮にね、痔もちの息子に
「妻の性的欲求を満足させるためならすすんでペニバンを突っ込まれるべきだ」
という人がいたら、その人ちょっとおかしいと思いませんか?
 
「いや、その穴は入れるとこじゃなく出すとこだから」
と思われる方、おっしゃることはごもっともですが、人の身体の中に何か突っ込むときは耳でも鼻でも相手が痛がったらやめるでしょう?
 
膣に限っては突っ込むほうの満足を優先するというのは、いかがなものかと思うんですよね。
  
女だてらに
レイプされるって気持ちいいの? と思う人が一人でちょっとだけ疑似体験する方法

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