防犯優先で部屋探しTips40

正月番組を見ていたら釈由美子さんが
「あなたのお部屋探しのポイントは? 地震に強いことですか? それとも新築物件ですか?」
と問いかけてきたので
「環境だよ、環境! あと造りと家賃」
と大きな声で答えたら、親族にちょっと怪訝な顔をされました。年に数日しかテレビをみないのでテレビが新鮮で仕方がありません。
 
私が初めて部屋探しをしたのは17歳のときでしたが、そのときのポイントは
1.外観 2.内装 3.家賃
さすが17歳、わかってない。ぜんぜんわかってない。
 
その後6回の引越しをして、現在部屋探しのポイントは
1.環境 2.構造 3.家賃
につきるという結論に達しました。一位が環境、というのは長年不動産業に就く親族と建設業に就く親族とも意見が一致。部屋の中は自分次第で変わりますが、町は変えられませんものね。
 
初めて部屋を借りる人でも一階は防犯上危ない、くらいは思いつくと思うのですが(しかしわたしが最初に借りた部屋は一階だった)わたしがその後気づいたチェックポイントは以下のとおり。
 
環境

  • ふだん何時ごろ帰宅するとしても、深夜に一人で歩くことを想定して環境を見る
  • 駅から近いか遠いかではなく、道のりが明るいか、人通りはあるか、民家や店が途絶えるところがどのくらいあるかを見る
  • 車道と歩道の間にガードレールがある場所では車を幅寄せして追い詰めることができないので安全度が増してよい
  • 学校など大きな建物のそばは長い塀が続くので街灯を確認。できれば反対側に民家があるといい
  • 民家が続いているなら塀側より玄関側の通りを重視する。万が一のとき駆け込ませてもらうのに留守がちな警察より頼りになる。その場合お家の方は不審者を撃退する必要はさらさらないので、マッチョが住んでいる必要はない

 

  • コンビニがある場合、店の周りにゴミが散らかっていないかチェック。食べかすや吸殻があるなら溜まり場になっていないか、客層はどうかを考えてみること
  • 賑やかな通りでも場末の飲み屋や風俗店、騒々しいパチンコ屋に近い繁華街は避けた方がいい。妙に気が大きくなってよーし、あと付けちゃうぞー! と張り切る酔っ払いがいないとも限らない。また、叫び声が騒音に消されてしまう
  • でも、いざというとき飛び込める場所として酒場を含めて深夜営業の飲食店をみることもたいせつ

 

  • 周りに通り抜けできる道がある建物は隠れたり待ち伏せしたり逃げたりしやすいので不審者は大助かり。こういうアパートに住んでいたときは被害最多だった
  • 廊下の突き当たりなど奥まった部屋を借りるなら、建物の影に不審者が落ち着いて立っていられるような場所のないところにする

 

  • おせっかいな大家とうるさい犬、他人の動向を監視するのがすきな隣人は不審者避けに貴重な存在
  • 回覧板とか隣組とか公園の清掃とか何かと近所で寄り合いがあるところは不審者も肩身が狭く馴染み辛い
  • 住人の人の入れ替わりが少ない住宅街は不審者、部外者が目立つのでおすすめ
  • ただし本気で田舎の場合、前科バツイチさんが自宅に戻ってふつうに暮らしていることもあるので注意。刑務所を出たり入ったりしている人に狙われたことがあったのだけれど、地元民はみんな彼の前科を知っていた

 

  • 出来るだけ親族や友人の住まいの近くを探す
  • 派出所は留守がちなことが多いので派出所の近くならすぐ警察官が来てくれるというわけではない。でもいざというとき逃げ込んで警察が戻るまで待つことができる場所でもある

 

  • ポスト周りに捨てたチラシが散乱しているようなすさんだ建物では問題があっても早急に対処してもらえると可能性は薄い。たとえば窓を割られたり、鍵を壊されたりした場合
  • 同じく雑草生え放題、ゴミ捨て放題の建物は町の道徳心が薄いか、その建物がご近所からのけ者扱いされている場合がある。つまり何かあっても力になってもらえる見込みは薄い

建物の造りと住人

  • オートロック・集中インターフォンのマンションであっても裏口から普通に入れるところもあるので、ルパンになったつもりで侵入方法を考えてみる。いけそうだったら不審者もやるだろうと思っていい
  • 管理人がいるなら何時から何時までいるのか確認する。夜間の問題を管理会社がどう扱うか聞いてみる
  • 住人が変わるたびドアの鍵を変えているなら心強い。帰宅したら以前の住人が合鍵を使って部屋に入って寝ていたという知り合いがいる

 

  • 自分の玄関ドアの灯りと通路の灯り両方があれば不意に電気が切れても心強い
  • ドアスコープ、キーチェーン、インターフォンがなければ、つけてもらえないかどうか聞いてみる
  • 玄関の隣に窓があればドアを開けずに顔を確認できて便利。柵がなければ宅配便の受け取りも出来て便利
  • 新聞の差し込み口がドアにある場合、直接部屋の中が見えない構造になっている方がよい。直接部屋につながっているならあとで目隠しに布を張ると安心
  • サッシやシャッターがあればガラスを割られる心配がない

 

  • 洗濯機置き場が家の中か、二階のベランダなど外から入れない場所にある部屋を探す。洗濯物がで盗まれたり、洗濯中に近づいてくる人にぴりぴりしたりしなくて済む
  • 台所・風呂場・トイレに窓がある場合、頑丈な柵があるか、外から触れない二階の壁などにある部屋の方が安心。小さい窓でも肩さえ入れば出入りは出来る
  • ベランダがある場合、隣家・隣室から侵入するにはどうしたらいいかルパン気分で考えてみる。いけそうだったら不審者もそのぐらいやると考えてよい

 

  • ユニットバスの天井を開けて、どこにつながっているか確認してみる。たいがい自分の部屋の壁で仕切られていると思うんだけれど、天井伝いに部屋に侵入された話を警察官から聞いたことがある
  • 同じ理由で押入れと天袋もチェックしてみる

 

  • 住人の構成を聞いてみる。可能なら大家さんに会って話を聞く
  • 浴室なしの方が家賃が安く、生活がずっと楽になるように思えるとしてもガードマンを雇うつもりで浴室のある部屋を借りた方がいろんな意味で自分の健康に寄与する

 

  • 壁を隔てて寝具が隣同士にならないか考える
  • 上下左右の部屋の物音がどのくらい響くか調べる。可能なら違う時間にもう一度行く。防犯とは関係ないけど、海に面して日当たりがよく、ゆうせん放送も入る部屋を安く借りたら、夜間強烈な道路の明かりがまともに入り、暴走族の騒音が酷い部屋だったことがある

 

  • 可能なら玄関のドアに加えて室内のドアにも鍵がかかるとよい。玄関のドアが壊れているのにそこで寝なくてはならなかったとき、室内ドアだけが頼りだった
  • すりガラスは景色が見えなくてつまらないかもしれないが、不審者もこちらが見えなくてつまらないのでざまあみろである
  • 隣室の住人が同性ならいざというとき力強い
  • 共有部分の電気が切れた場合どこに連絡するかを不動産屋に尋ねてみる。おおよそ何時間くらいで直してもらえそうか、費用はどこが負担するかなど確認。共有部分の明かりが防犯に及ぼす影響は大きい
  • 鍵が壊れたり窓が割れたりした場合も同様に確認。鍵が壊れているときの精神的な負担は大きい

 
家賃は安いけど防犯上問題のある部屋に住むというのは、耐震性に問題のある家に住むのと似てると思います。
災害がふりかからない限り金銭的な負担は軽いけれど、ひとたび問題が起きると事態を修復・補修するための費用はびっくりするほど大きな額になりかねないということです。
 
建物の修理、調査や立会いで仕事に及ぶ影響、一時的な宿泊先を確保すること、身体のケア、精神面のケア、そして引越し費用。
 
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