“自衛厨”は一枚岩じゃない

みんなで自衛について考えたらひとりで考えるより力になるんじゃね? という話にいただいたブコメ

id: manysided その人を大切に思い傷ついてほしくない声かけと、社会全体からの責任転嫁「自衛」論は性差別と抑圧を含むので違うと思います。

私は、その種の声かけこそ自衛をすすめるまっとうなスタンスだと思う。
 
「警察に行くの? ならきっとこういうことがあるから、これを用意しておくといいですよ」
って教えてもらえた人は自衛を強化できる。それこそ有効な自衛だ。
こちらのコメ欄にあったパン屋さん注意! みたいな。
 
ていうかね。 
「その気になれば防げたはず。悪いのは被害者、自業自得」
と声高に上から怒鳴り散らす人たちは、自衛をすすめているんじゃない。ただ
「自分は無関係だ、だから何もやる義理はない、自分で何とかして」
と言っているだけだ。一人歩きをするなというけれど、送ってやる気はさらさらない。
 
だけど知識不足だったり口が悪かったり言葉足らずだったりするけれど、
「おい、そりゃあ酷い話だな! どうしたら身を守れるか考えようぜ」
と誠意と浅知恵で百万回よそで聞いたようなとんちんかんなアイデアを出す人たちもいる。
この種の経験の浅い人を、遠くで一席ぶちたいだけの人と一緒にはできないと思うんだよね。
 
バッカじゃない、そんなの無駄に決まってるじゃん、お前も加害者と一緒」
と叩くのは気の毒だと思うし、その人たちがさらに理解を深める機会を逃してるんじゃないかな。
この先どこかで誰かを守るために、もしかしたら今もがんばってる人かもしれないよ。 
  
(被害者が傷つけられたことで気が動転してうっかり
 「どうして注意しなかったんだ!」
 的なことを言う人を責めたり叩いたりすることが効率悪いと思うのはこのせいもある。
 いちばん力になってくれる見込みのある人と敵対しちゃうと兵力が分散されるじゃん。
 こういう人こそ早急に知識と経験が必要だよ。そしたら自然に猛省すると思う)
 
“被害者と自衛について語ろうとする人” =攻撃者みたいになってる気がする。
それは真実じゃないと思うし、それを現実だと思い込んだら貴重な元気がますます減る。
 
そして「関係ない!何もしたくない!」って言ってる人と議論するのは徒労だと思う。
こういう人は全力で無視してかまわないんじゃないかな。
 
サバイバーのみなさんは貴重な知識と経験がある。
力になりたいと思っている人には機動力とかフットワークとかそれぞれに強みがある。
 
自衛するには? VS 自衛って言うな!
っていう硬直状態を脱して、建設的な意見を交換し合えたら、ひとりで思いつかなかったようなことをきっと見つけて世界をよくしていけるだろうと思うんだ。

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