夫を亡くしてセブ島に留学することになった その19 帰らざる白物衣類とフェアトレードについて

足湯用バケツの行く末から世界の将来に思いをはせた話。 これまでのお話 セブ島風呂事情 セブ島洗濯事情 セブ島経済事情 これまでのお話 セブ島留学カテゴリー 8月末に最愛の夫が他界。夫ロスで生存の危機に陥り留学 俺のセブ島留学 インフルエンサー留学を…

はてなハイク終了のお知らせという残酷な宣言

labo.hatenastaff.com はてなハイクが終わったら生きていけない。 といいたいところだけれど、もちおが死んでも生きていけるんだからはてなハイクがなくなっても生きていける。でもはてなハイクがなくなるということは2009年からの人生の記録がまるまるなく…

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その18 セブワノの薦め

留学二度目の日曜日。来週末はボランティア活動があり、再来週末には帰国するので観光するなら今日しかない。3Dアカデミー森田社長から「セブ島へ来たからには一日ぐらい青い空と青い海を見てはどうか。シャングリラがおすすめ」といわれてその気になったが…

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その17 HERO

英語の勉強と三度の食事が楽しみで早起きを続けてきましたが、生活の組織化が追い付かないため夜更かしがやめられず、無理が祟って持病の腎臓病が悪化したのか血尿に混じって血の塊が出てきた。疲れたり風邪をひいたりショックなことがあったりすると血尿は…

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その16 通学鞄の中身

通学鞄に入れているもの。結構重い。何か減らせないかといつも思う。上段左から右へ紹介していきます。 これまでのお話 学校で買ったテキスト 筆箱 大判ハンカチ ニンテンドーDSと英語漬け 仕事で使う英会話を記録しているA5赤ノート B6ミニノート ウェッ…

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その15 TOEIC900超えのニール・セダカ女子

セブに来てから長年の悪癖であった朝寝の習慣を改めたんですが、遅寝の習慣はそのままだったのでついに今日は早退して夕方まで寝込んでしまいました。セブは現在0時、明日のためにももう眠るところなんですが、今日は講師と約束があるので更新してから寝ます…

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その14 特別な母

ホテルの一階にあるカフェでラテを頼んだら180ペソ / 約380円だったんですけど、「50ペソあったら美味しい朝ご飯が食べられる地域でこれは高すぎる」と思うようになってきました。ケーキは90ペソでした。 さて、グループディスカッションに完成されたオネエ…

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その13 「みんな出来てるのになぜできないの?」

今日はグループディスカッションで非常にムカつく授業があったので問題を写しておきます。見ての通り辞書を調べて1~7のグループとA~Gのグループを繋げよというものです。わかった方はぜひコメント欄においでください。 1. Words in Words A. With a part…

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その12 色物枠の語学学校

「初めての週末はどうだった?」と朝から4人の講師に聞かれる。その都度メモしておけばいいものを四回ともでたらめ英語で乗り切った。ほとんど眠っていないのでいつも以上に言葉が出てこない。とにかく眠い。今朝は夜更かしに目覚まし設定ミスのダブルパンチ…

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その11 初心忘るまじ

週中の昼休みと夜、そして土日に仕事を入れようと仕事道具を一式もってきたのだけれど、週中はとてもそれどころではなかった。ということで初めての週末が勝負だと思っていたが、環境に慣れて余裕が出たのか一気にもちおロスが襲ってきてこれまたそれどころ…

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その10 Marisse Patisserie と一週間後の母

娘にそそのかれてうっかり留学してしまった終戦記念日生まれの母がセブ島に来て今夜で丸一週間になる。 深夜1時過ぎに空港に到着し、ウィンカーを出さない命知らずのタクシーに乗り、車道の車とその都度タイマン張って道路を渡るしかないスラム臭のする荒み…

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その9 夜の貧富

風呂上りの母がスマホを食堂に忘れてきたというので、ひとりでホテルを出て食堂へ探しにいった。帰りに夜の街を歩いた。セブ島に到着してから通学路以外はどこにも立ち寄らず、常に母と連れ立って規則正しく暮らしてきた。はじめての夜の一人歩きだ。 3Dアカ…

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その8 セブ島留学メリット&デメリット

セブ島留学のメリット 渡航費、学費、生活費ともに費用が安い 長期滞在手続きが簡単 マンツーマンレッスン枠が多い 実力のある教師を選べる 日本人差別がない 3Dアカデミーの強み 日本人スタッフによるきめ細やかなサポート 日本人に馴染み深い味付けの食事…

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その7

授業初日の様子をメモ帳に下書きをしていたらPCの電源が抜けていたようで、バッテリーが切れるとともに二時間かかって書いたエントリーが消えた。「だからこまめにログを保存しておけといったのに!」と生前もちおに何度いわれたかわからない。再起動後、奇…

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その6

セブへ来るなり過酷なアジアの現実を突き付けられて帰りたくなったというエントリーにブクマがついた。 夫を亡くしてセブ島に留学することになった その4 - はてこはときどき外に出る ワロタ。これ広告になんのかな? どう考えても皆逃げちゃうだろ。でもま…

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その5

セブ島到着から一夜が明け、日曜日になった。週末は授業がないので明日まで自由行動だが食事は出る。早め早めに動きたい母もさすがにこの日は朝寝をしたようだ。それでも「11時半に昼食でしょう」と10時半には部屋に来た。まだ1時間以上ある。頼むから寝かせ…

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その4

もちおについて書いた話が想像以上に遠くまで届いたらしく、最近友人知人からあちこちで「くたびれはてこさんのブログ、あなたが書いてるでしょう」といわれる。怖い。そっとしておいてほしい。しかし「セブ島へ留学した暁にはきっと拡散されるようなレポし…

秘密にしたかった奇跡

2019年5月1日追記・これを書いた数日後、この奇跡は消えたので公開する。 ------------ 自分のためのメモ日記。 昨日に引き続き練乳入りベトナム珈琲を淹れたら数年ぶりにピアノを弾きたくなった。天気もいい、風も気持ちいい、珈琲でハイになって幸せだし怖…

同居する家族、または夫を亡くすとなぜつらいのか

葬儀のあとの興奮した日々を経て、いまは寝たり起きたりしながら暮らしている。夕方ふと甘い珈琲が飲みたくなって、ベトナム珈琲を淹れた。入れたら珍しく美味しく淹れられてなんだか元気が出て、CDを聴きたくなった。 これまでCDはブルーレイプレイヤーに入…

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その3

母を同行しての留学許可が出た。母の留学費は自腹である。「やっぱり考えさせて」と言い出すんじゃないかと思いながら電話をかけた。 73歳英語漬け語学留学を夢見る母もセブ島留学自費参加を承認してもらいました。「一緒にセブ島に来ていいって!大丈夫?」…

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その2

夫の闘病が暮らしの中心だった頃、この生活が終わったら旅がしたいとずっと思っていた。勤めていると長旅は難しい。もしも病気がよくなったら、わたしが稼いでもちおと旅をしながら暮らしたかった。もしもわたしがひとりになったら、その時はその時で旅をし…

夫を亡くしてセブ島へ留学することになった その1

先日深夜の勢いで送ったブロガーセブ島無料留学に当選しました。まだ実感がわかない。 kutabirehateko.hateblo.jp送った翌日に企画者である俺のセブ島さんから当選しましたとご連絡をいただいたのだけれど、学校から通知が来るまで半信半疑だった。いまは七…

もちおに贈ってほしいもの

今朝、お花をいただいた。 PCで表示されるブログのサイドバーに「くたびれはてこ夫妻」宛てのほしいものリストと、「くたびれはてこ」宛てのほしいものリストをリンクしている。もちおの闘病期間中、ミドリムシの力や無農薬有機栽培インスタントコーヒーやギ…

入院したいので留学する

夫が鬼籍に入って1ヶ月が過ぎた。昨日のブログは「アーユルヴェーダの病院に三週間入院したい」というタイトルで書き始めた。 書いている間に話がそれて、最終的に母の話になってしまったのでタイトルも変えたが、わたしはいまだどこかに入院、もしくは合宿…

人生勉強とその特典

ひとりになったと聞いて電話してきた友人から「痩せたんじゃない?」といわれる。 「これ以上痩せようがない」と言いながら体重計を出したら43.3kgだった。ここ10年の平均体重は45.5kgくらい、看病疲れで最も痩せたときで44.3kgで、43kg台は中学生以来だ。当…

最期の朝のこと

8月29日の朝、もちおの身体は冷えていた。前日まで熱が下がらず、冷凍庫で凍らせたハンドタオルに軽く水をかけて絞って軟らかくしたものを取り替えながら額に乗せ続けていたが、朝目を覚ますと驚くほど全身が冷えていた。わたしが朝までまとまった睡眠を取れ…

さみしいひとに旅をさせよ

採算度外視で、闇雲に出張を入れている。一人になったら仕事をしながら旅をしようと思っていた。交通、宿泊の段取りをして、さらに仕事にかかる諸々の経費を計算する。わくわくもしないし、うれしくない。わたしは旅先でぐっすり眠れる質ではない。靴が入ら…

隣の部屋から届くもの

昨日ようやく本格的に仕事を再開した。葬儀の翌日からメールを出して、電話をかけて、打ち合わせをしてと少しずつ助走はしていたけれど、やっと本チャンで店を開けた。つもりだった。 昨日、今日と続けて店を開けて、夕方に大きな仕事の打ち合わせに出かけよ…

11日経った

夫が息を引き取った。 8月30日深夜のこと。 ハイクとTwitterに散発的な投稿をした。 まとまった話を書くだけの集中力と気力がない。 大変な苦しみようで、拷問の末に薬でとどめを刺すような最期だった。 声すら出ないほど衰弱した身体で「苦しい、苦しい」と…

細々した看護

母の誕生日。蕎麦を奢って午後に病院へ。病室はワンランク下の有料個室になり、応接セットがなくなって幾分殺風景だった。 もちおは痛みに呻き苦しむだけでなく、数時間置きに立ち上がってトイレで血反吐を吐く。嘔吐の咆哮は聞く人の耳と胸を悪くするような…