愛とか

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その17 HERO

英語の勉強と三度の食事が楽しみで早起きを続けてきましたが、生活の組織化が追い付かないため夜更かしがやめられず、無理が祟って持病の腎臓病が悪化したのか血尿に混じって血の塊が出てきた。疲れたり風邪をひいたりショックなことがあったりすると血尿は…

夫を亡くしてセブ島に留学することになった その11 初心忘るまじ

週中の昼休みと夜、そして土日に仕事を入れようと仕事道具を一式もってきたのだけれど、週中はとてもそれどころではなかった。ということで初めての週末が勝負だと思っていたが、環境に慣れて余裕が出たのか一気にもちおロスが襲ってきてこれまたそれどころ…

同居する家族、または夫を亡くすとなぜつらいのか

葬儀のあとの興奮した日々を経て、いまは寝たり起きたりしながら暮らしている。夕方ふと甘い珈琲が飲みたくなって、ベトナム珈琲を淹れた。入れたら珍しく美味しく淹れられてなんだか元気が出て、CDを聴きたくなった。 これまでCDはブルーレイプレイヤーに入…

人生勉強とその特典

ひとりになったと聞いて電話してきた友人から「痩せたんじゃない?」といわれる。 「これ以上痩せようがない」と言いながら体重計を出したら43.3kgだった。ここ10年の平均体重は45.5kgくらい、看病疲れで最も痩せたときで44.3kgで、43kg台は中学生以来だ。当…

隣の部屋から届くもの

昨日ようやく本格的に仕事を再開した。葬儀の翌日からメールを出して、電話をかけて、打ち合わせをしてと少しずつ助走はしていたけれど、やっと本チャンで店を開けた。つもりだった。 昨日、今日と続けて店を開けて、夕方に大きな仕事の打ち合わせに出かけよ…

白髪友だち

30代の終わりにふと気づくと髪の内側に白髪が急に増えていた。それまで白髪は四つ葉のクローバーのようにどこかにあるだろうけれど滅多に見ることのないものだった。ところが試しに探してみると、春先のつくしのように繁みを分け入って探せばいくらでも見つ…

してあげたいこと

治してあげたいと思うと無力感に苛まれる。 わたしは腎臓が弱いのだけれど、不思議なもので心が辛くなっても血尿が出る。 そばにいてあげようと思うことにする。 そばにいられるあいだは。

お礼と近況報告

お見舞いリストからティムタムと「ミドリムシの力」をたくさん送っていただきました。 本当にありがとうございます。 もちおはなんだか突然食事ができなくなって、水も飲めないことが増えてきました。何とかお腹に収めても吐いてしまう。昼夜を問わず身体が…

お見舞いのお礼

もちおは先日babiさん夫妻に送っていただいた今治のバスタオルと、ほしいものリストから送っていただいたミドリムシの力とマウントハーゲンのフェアトレードコーヒーを持参して抗がん剤投与のため入院し、無事退院しました。 化学療法の副作用で数日体調がす…

夫の寝かしつけ

去年の暮れに、社内ネットワークのトラブルシューティングのため、泊りで県外へいくもちおについていった。 およそ3時間の距離を交代で運転する。道中適当な店で食事をとるが、胃が狭くなっているもちおは食べると身も世もなく苦しがる。こういうとき、痛み…

「結婚できない人たち」にイラつく人たち

「夫は欲しいと思わないけど、お嫁さんはほしい」 「ほしいよね…」 「ほしい。お嫁さんがいてくれたら大事にするし、一生懸命働く」 独身の頃、一人暮らしの女友達同士で集まってこんな話が出たことがある。 クタクタに疲れて暗く寒い家にお腹を空かせて帰る…

愛のバターコーヒー

とても美味しいインスタント珈琲をお見舞いにいただいた。ここ最近、この珈琲にグラスフェッドバターを浮かべて飲むのがもちおの生きる喜びといっていい。先ほど注文履歴を確認して贈り物だったのだといまになってようやく気がついた。ありがとうございます…

お見舞い品 ギー&ココナツオイル

欲しいものリストからギー&ココナツオイルをお見舞いに送っていただきました。ありがとうございます。バターコーヒーにいれていただきます。 胃にやさしくて美味しいらしく、最近のもちおは主食はバターコーヒーといってもいいほどで、グラスフェッドバター…

斉藤由貴はなぜ赦されないのか

消えないだろうと思っていた斉藤由貴がNHKの大河ドラマを降ろされ、少し驚いた。 斉藤由貴はアイドル全盛期に二度も既婚者と道ならぬ関係になり、大々的に報道されながら仕事を干されることもなく幸せいっぱいの笑顔で電撃結婚した実績がある。今度もどうと…

百まで生きたお母さん

もちおのがんが進行していると診断された日に、母方の祖母が入院したという知らせがあった。 祖母は庭を持たないターシャ・チューダーのような人で、今年の春で102歳。いまだかくしゃくとして叔母の離れで暮らしている。手先が器用で、レース編みとちりめん…

ドアがほしくて舅頼み

仕事場のワンルームは玄関から部屋までひとつづきなので寒い。ドアがほしい。 検索すると枠を作ってポリカーボネイトをはめて引き戸を作る方法が出てくる。 お義父さん、作ってくんないかな。 いや、さすがにそれは図々しいか。 じゃあ本棚の天板を長くして…

昭和の女が作るポップアップメッセージカード 熨斗つき、その他

机用の椅子を買った。うれしくて深夜までお見舞いのお礼カードを作っていた。*1 リボン仕様。ネイルシールがこれでなくなったので違うタイプのカードを考えた。 和紙のシールとお猿。このお猿、とってもかわいい。 ごんぎつね。熨斗つきの箱に粗品を同封。ど…

セックスレスの原因は話し合いで解決できないものが多い

セックスレスで悩んでいる増田を最近いくつか読んだ。 anond.hatelabo.jp 増田でもブクマでも「夫婦で話し合う」という言葉が盛んに出ていた。話し合いは必要だろうけれど、何を話しあうんだろう? 最終的には「お願いします」「わかりました、応じます」な…

互いにディープな趣味を持ったカップルに仲良しが多いという話

永田カビさんがpixivで連載をしていた。 comic.pixiv.net 実家住まいの葛藤とハグについてのあれこれが後日談に。現実の物語は「めでたし、めでたし」で終わらない。2話は止まらない寒気で人肌を求めハグ探しの旅に出た話。人肌の威力がよくわかる。イスラエ…

おかあさんがほしい。おかあさんになりたい。

父が3回結婚したのでわたしには戸籍上3人の母親がいて、現在は義母もいる。2人目の母親は電話で話しただけで会う前に離婚してしまったので面識のある母は3人だ。 困ったとき「おかあさんがいてくれたらいいのに」と思うことがある。そのとき思い浮かべる母親…

セックスより切実にハグ 「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」

ポリアモリーについて思うことを書いたところ、共同保育やコロニーの形成という面はあっさり無視され、「セックスセックス乱交ダメゼッタイ!」みたいな意見がいっぱいあった。*1 今後社会的に結婚関係外の性交渉が認められようが認められまいが各々が自分の…

ポリアモリーとカップリングと集団保育と多読書感想文

id:honeshabriさんにすすめられた本読んでがっかりしてるなりよ。すごく楽しみに読み始めたけど侵略者の既得権益側にいる子育て嫌いな男が既存の価値観に自然をすりあわせて書いたみたいな本でげんなりしてるわ。「雄雌は子育てを相手に押し付け合っている」…

昭和の女が作るポップアップメッセージカード リボン仕様

春にいただいたお見舞いのお礼を細々書き続けて夏になってしまった。前回使っていたシールが品切れになったので、今回は鳥と花。ウェディングカードっぽい。 このペースで出すならお礼に賞味期限のあるものはアカンと学んだので、いまは極めて実用的なものを…

不倫やポリアモリーって種として自然なことなのかもな

つらつらと。 「GO WILD」読んでたら、生涯カップルになる動物の研究が出てきた。自分の種を優位に存続させるため雄は雌を独占しているのだろうと言われてきたそうだけれど、遺伝子を調べたらどの雌もパートナーの子は半分くらいで、あとはよその雄の子だっ…

お友だち夫婦とカレーを食べる

お友だちご夫婦が帰郷して顔を見せてくれたので、糸島へカレーを食べに行った。よく考えたら彼女は現在わたしに自発的に連絡をくれるたったひとりの女友達だ。子供のころから交友といえばだいたいこっちから声をかけ、先方の都合にあわせて約束を取り付け、…

抱っこしてもらった

2月に検査入院してそのまま化学療法がはじまり、夫は20kg痩せて3月半ばに自宅に帰ってきた。もちおは以前わたしをお姫様抱っこして運んでいて、廊下で激しくつまづいて足の指を痛めたことがある。もちおは廊下のその場所で立ち止まり、「はてこさんを抱き上…

「夢でよかった」

先日もちおと鳥取へ湯治へいって温泉宿で布団を並べて眠った。 朝方わたしが目を覚ますのとほとんど同時に、もちおが「あぁ!」と声を上げて起きた。 「…ああ…夢か…夢だったか」 並んだ布団に手を伸ばすともちおがこちらに入ってきた。身体が強ばっている。 …

がん治療とセックスとオナニー

ブログにセックスの話を書くとブクマとTwitterが性教育の教室みたいになるけど、またしてもセックスの話。今回はオナニーも含むよ! 抗がん剤投与中の説明文を飛ばし読みされる みなさんは抗がん剤服薬中の方とセックスをしたことがありますか? また抗がん…

お見舞いありがとうございました

今朝amazonの箱を持った馴染みの宅配便のお兄さんがやってきた。 「これはこちらでよろしいんでしょうか…?」 宛名は「kutabirehateko様」であった。 レキシのCD*1を、そして四穀のつゆ*2をありがとうぞんじます。 お会いしたこともない方からこんなに気遣っ…

「あなたについていく」は現代も美談になりえるか

かつて感動した両親の話を再考して、ちょっと考え直した話。 鬼怒川で氾濫がおきたとき、一軒だけ流れなかった家が多くの人を救って話題になった。父はある大災害のときに倒壊しなかった家に感動し、その工法を仕事に取り入れる決心をした。そしてモデルハウ…