エッセイ的なもの

金的の思い出

幼稚園のとき某少年漫画の影響でスカートめくりが流行っていた。やられた女の子は怒ってぶつか逃げるかぐらいしか対抗手段がなかった。やり返そうにも男児は吊りズボンだったしね。わたしは男児の両手を掴んで股間を蹴り上げればいいよ、と思って、実際にや…

ミスマナーズとイラストで考える ヘイトスピーチってなんだろう?

みなさんはヘイトスピーチという言葉を聞いたことがありますか。これは最近あたらしく使われるようになった言葉で、日本語ではありません。もともとの意味を日本語になおして「憎悪表現(ぞうおひょうげん)」と呼ばれることもあります。憎悪とは憎らしいと…

トムとおっさん、はてこ17歳

週末の昼下がり、知人男性と二人で、小田急線で町田から新宿へ向かう途中、若い白人男性に執拗に絡む労務者風のおっさんを見た。 おっさんは白人男性(以下トム)の隣に座り、頬を寄せんばかりの距離で「外国人!日本から出ていけ!出ていけよ!」と言い募っ…

アイヌは異世界の住人ではない

こんなこと?良くもまぁ「こんなこと」なんて言えるな。 https://t.co/00N9tUH2pj — S (@s****) 2016年9月7日 アイヌであることを明かしている人は少ない。正体を明かすことが攻撃の対象になることがあるからだ。在日朝鮮人、性的マイノリティ、自閉症やADD,…

「道徳の時間」からの卒業

差別的な行為を指摘することを断罪、糾弾と結び付けたり、差別的な言動は止めるべきだと発言するのは押しつけ、強制だと考える人がけっこういる。また「差別」という言葉は「いじめ」や「虐待」と同じく著しい人格的欠陥を指す言葉だと考えている人、「差別…

ギミック満載!花森安治が雑誌「ひまわり」に寄せた二畳の「夢の部屋」

わたしの部屋好きを目覚めさせた原点の部屋画像、どこかにあったはず、とスマホをすりすりして見つけました。復刻版ひまわりの1頁です。中原淳一が手掛けた「ひまわり」は戦火を生き抜いた少女たちを思う大人たちと少女たちの清らかな夢と希望が詰まった雑…

格差や差別を無視するときにやりがちな言動

最近Twitterでアイヌ問題に関する議論を眺めている。わたしのタイムラインはフェミニズムや性的マイノリティに関する話題が多く、それらに関する議論がよく起きる。自閉症やADHDに関する話題もある。これらとアイヌ問題はまったく違う。しかしアイヌに対して…

祖父が残したパンチの屑

祖父の机を形見にもらったとき、引き出しの写真を撮っておいた。 実家で甥助と追いかけっこをしていたら、本棚の上に祖父が使っていた穴あけパンチがあることに気がついた。分厚いものに穴をあけるときに便利そうだと思って下してみると底に丸い屑がどっさり…

差別で効果的に人を傷つける三つの方法

生活の制限 法に訴えたり、周囲の偏見を助長したりして、生活に制限をかけてやりましょう。大きなところでは結婚、居住地、職業、教育、医療などの制限、小さなところでは職場や教室で座る場所、全員に与えられることになっているちょっとした特権やご褒美、…

小公女コンプレックス

「底辺とはつきあえないという底辺出身者に理解を」というエントリーを読んで、「本当ならつきあうような相手やないんよ」が口癖だった祖母を思い出した。 祖母は藩の御殿医の娘で、蝶よ花よと育てられた。両親を早くに亡くしたけれど、子供好きの夫婦からぜ…

小市民のしあわせと憧れのおばちゃんライフ

地元の商店街に昔からおばちゃんがひとりでやっているソフトクリーム屋がある。先日久しぶりに入ってソフトクリームを食べた。 店にはおばあちゃんになったおばちゃんと、おばちゃんと同世代のばあちゃん二人が飲み物を飲みながら涼んでいた。わたしが腰を下…

昭和の女が作るポップアップメッセージカード リボン仕様

春にいただいたお見舞いのお礼を細々書き続けて夏になってしまった。前回使っていたシールが品切れになったので、今回は鳥と花。ウェディングカードっぽい。 このペースで出すならお礼に賞味期限のあるものはアカンと学んだので、いまは極めて実用的なものを…

田舎暮らしと虫との戦い

minimote.hateblo.jp はじめての一人暮らしだからまあしょうがない。 わたしも田舎の一軒家に住んだことがある。その前はトレーラーハウスに住んでいた。 こいうの。 車の後ろを一部改造したものじゃなくて海外メーカーの、人が住んで暮らすことを前提に作ら…

ブログ飯人生にチャレンジする人に思うこと

日々30分のブログ更新でお金を稼げるノウハウを教えるという講座やサロンをちょくちょく目にする。そのたびに「申し込もうかな…!」と考える。ブログ飯で食べていけたらいいじゃんな。羨ましい。 現在わたしの暮らしは夫の会社の手当と公的扶助、医療保険と…

100人中100人に絶賛されてきた特技

わたしには幼少期から十代にかけて、人前で披露するたび絶賛されていた特技があった。何かと周囲から浮いて槍玉に上げられることが日常だったわたしの人生において、あのようにすべての人から手放しで無差別に褒められることは他になかった。先日このTweetを…

脱ポジティブ思考&ネガティブ思考 腫瘍精神科が教える「現実的思考」

免疫向上という視点から見るとポジティブ思考はネガティブ思考と同じくらい危険をはらんでいるので、現実的思考がベストだという話を読んで目から鱗が落ちたので、今日はそのことを書きます。すごく役立つよ! 過大評価されがちな「ポジティブ思考」 考え方…

ラジオで自分を取り戻していたときのこと

もちおが入院していたころ、面会時間が終わる20時に始まる「HKT48 渡辺通り1丁目FMまどか まどかのまどから」という番組を聴くのが習慣だった。森保まどかちゃんがたどたどしく司会進行し、ゲストのHKTメンバーとキャッキャするのを聴いて楽しむ番組。 去年…

難病、奇病、がんになるのはスルーできる他人ばかりではない

がん告知を受けてドン引きしたお見舞いのことば - はてこはときどき外に出る 今までの人生経験プラスこういうの読むと「どこに地雷があるかわからない」=何が相手の逆鱗に触れるかメンタル攻撃になるか皆目見当が付かないと思われるので結局「関わらない、…

がん告知を受けてドン引きしたお見舞いのことば

夫ががんの告知を受けたことを伝えて、いろいろな反応があった。大勢の方から強められ、勇気づけられる言葉をいただいて感謝している。その一方で他意なくかけられた言葉で文字通り足が震えるほどショックを受けたり、寝入りばなに泣きだしてしまったり、そ…

「青春100キロ」とそれを取り巻く人々の「ハンガーゲーム」ぶり

引退間近の女優にコンドームなしでファンとセックスすることを持ちかける映画を「ぜひ見るべき」と好意的に絶賛推奨するエントリーを読んで、「これはリアルハンガーゲームだ」と思った。わたしはポルノとアダルト産業に従事する方々を応援している。なので…

毒親と絶縁しろっていわないで

性暴力被害にあった人をどう支援するかを書いた本に「支援したいと思うひとは本人に代わって物事を決定しようとしてはいけません」と書いてあった。レイプは人の尊厳を蹂躙し、暴力的に個人の決定権を奪う。性暴力被害を被った人が、再び自分の意思で人生を…

「毒親」は属性じゃなく状態

ちょっとしたことだけど、書くと難しいな。今日はビール飲んでるしな。まあいいや。 こないだ盆に墓参りにいったって書いたじゃないですか。あのとき母と帰りの車で話したんですよ。妹弟のこととか甥姪のこととか。それでわたし母に 「いま子供育ててる人み…

禁じられたピンク

同じ年の従妹がいて、母はときどきわたしと従妹におそろいのものを買ってくれた。 よくあったのは色違いで赤とピンクの玩具や小物。わたしはピンクがすきだったのでピンクがほしかったけれど、母はなぜか絶対に赤い方をわたしに選んだ。 ピンクのペチコート …

星の王子さまと削除された卒業文集の夢

小学校の卒業文集で、クラス全員が将来の夢を一行ずつ書くという課題があった。 その少し前に、わたしは母の本棚にあったサン・テグジュペリの「星の王子様」を見つけて読んでいた。そして会ったこともない、今後もけして会うことのないフランス人が、一人で…

ディズニーツムツムとアカレンジャー系ヒロイン

夫のスマホアプリにはまる 去年からディズニーツムツムというスマホの消しゲーアプリにはまっている。時間内に落ちてくるツムをなぞって消す。たくさんなぞると点が高い。それだけ。夫の職場にどはまりしている人がいて「協力してくれ」と頼まれたのがきっか…

フェミ叩き厨の姑根性

先日弱者男性関連のエントリーを上げた。わたしの結論は経済的、肉体的、また知的能力の点で困窮状態にある男性を女性だけで助けるのは難しいので、男性の協力が必要だと思う、ということだった。 わたしの書き方が誤読を誘うものだったのかもしれないけれど…

「家事は女がやるもの」社会は男子にとっても悲劇

「男性でもやる気があれば家事は出来るはず、だから自己責任」について思うこと。 二十代半ばの男の子と知り合った。 彼は母親と二人暮らしだけれど、まともに食事をしていない。 「そんな食生活では将来たいへんなことになる、せめてご飯を炊いて惣菜を買っ…

なぜ弱者男性は弱者女性より深刻に詰んでいるのか

はてなフェミチームメンバーとして記憶されているわたくしですが、弱者男性の詰み具合はある面で確かに女性より深刻だと思う。今日はそのことについて苦い思い出話をします。 スーパーのレジで働いていたときに、毎日ボンカレーとサトウのご飯を買っていくお…

規格外の出会い

出会いがねぇんだよ!といつも言っている男友達がいる。仮にAとする。 ひとりであちこち楽しく出かける人だけど、趣味を共有できる人がいないらしい。 「行けなくなったからチケットを買わないか」と言われて買った。 そのお金を渡すために会ったときのこと…

処女神っぽい男の人

身近では、ゲイに対してきつい発言をする人は男性に多い。 「これがフォビアというものか!」と思う。 あれは「望まない相手から肉体的に侵入されるかもしれない」ことへの嫌悪なんだろうな。 女性は望まない男性から欲情されることの不快感 侵入の脅威は物…