画期的なブックカバー


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背表紙のサイズに合わせて、平綴じノートから辞書並みの厚さまで対応できるブックカバーを思いついて、作ってみた。

 

とてもよく出来たので、よく手紙をくれる友人にひとつ送った。

 

わかってしまえばなんということはない仕掛けなのだけれど、友人からは使い方がわからなかったという知らせがきた。

 

その後、改良を加えて念願の早川文庫対応サイズと単行本サイズも完成した。うれしくなって、別の友人に画像を送り、この発明がいかに画期的なものかを述べ立てた。

 

すると「同様のブックカバーがまだないならパテントをとってはどうか」と思いがけない返事がきた。すでに誰か考えているかもしれないが、見たらがっかりしてしまうと思って検索していなかった。調べてみると、同様のブックカバーは他に見当たらない。意匠登録してみようかともちおと話している。でも、どうやって。ここからが長そうだ。

 

リボンはいただいたAmazon ギフトについていたもの。何かに使いたいと思ってミシンの引き出しにしまっておいた。いただいた贈り物の思い出でさらに何かいいものを、それも身近において眺めることが出来るもの、暮らしを明るく便利にするものを作るのは楽しい。

愛のバターコーヒー

とても美味しいインスタント珈琲をお見舞いにいただいた。ここ最近、この珈琲にグラスフェッドバターを浮かべて飲むのがもちおの生きる喜びといっていい。先ほど注文履歴を確認して贈り物だったのだといまになってようやく気がついた。ありがとうございます。

 

昼と夜の区別もつかず、毎日朦朧としていた頃に珈琲は届いた。宅配便を受け取ったもちおが嬉々として飲んでいたので、はじめもちおが買ったのだと思った。しかし話がどうも噛み合わない。バターコーヒーの記事を読んでほしいものリストに入れていたことは覚えていたけれど、自分で買ったのだろうか。いつのまに。

 

もちおの胃の調子は何でもお腹いっぱい食べられた初夏のころほどよくはない。しかし一時期は水を戻してしまうほどだったことを考えれば、悪くもないのだろうか。わからない。食事はできたり、できなかったりする。なんにしても食べた後が苦しいらしい。

 

でもバターコーヒーは苦しまずに飲める。世のクリームや獣脂などコクのあるものは、たいがい炭水化物とセットになっているが、クリーミーなバターコーヒーは安心して飲める。こういうものがあるとないとでは気の持ちようが違う。

 

世間では痩身目的に飲むと聞くが、現在もちおにとってバターコーヒーはカロリーを摂取する貴重な手段である。痩身はもう十分だ。食べなければ痩せられる

 

そろそろ珈琲が切れそうだというので、もう一度買おうと思って注文履歴を見た。購入した形跡がない。ほしいものリストにも入っていない。

 

お見舞いだったんだ。

なんのご連絡も差し上げず、申し訳ないことをしてしまった。

書いていて気が付いたけれど、グラスフェッドバターの購入履歴もない。もちおが追加注文していたのは見かけたが、まさかこれも最初の1本はお見舞いだったのだろうか。

 

更新もせずしーんとしていたのに、心にとめてくださって本当にありがとうございました。いただいたお気遣いでもちおの日々は暖かく彩られています。よかったらブックカバーを贈らせていただきたいので、もしご覧になっていたらご連絡ください。 

スクーンカップはつぼみ型挿入がおすすめ


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姫姉こと堀井みきさんも愛用しているというスクーンカップをLOVE PEACE CLUB で買って使い始めた。直径はニベアチューブより一回り大きいくらい。

 
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はじめて実物を見たときはこれを使うのはどう考えても無理だと思ったし、実際試してみるとさらにその思いは強まった。買ったことを後悔した。でもいまは快適。コツがつかめると嘘みたいにうまくいく。

 

上手くはいらなくて困っている方はつぼみ型での挿入を試してみてほしい。

 

スクーンカップとは

スクーンカップとは膣に入れて経血を受け止めるカップのことで、生理カップとも呼ばれる。繰り返し使えるので、ナプキンやタンポンのように使い捨てないのでゴミが出ない。水洗いできれいになるので布ナプキンのように手入れの手間もない。

 

LOVE PEACE CLUB は阿部悠さんが「ボールクラッシャーと呼ばれて」を連載している北原みのりさんのお店で、主に女性向けのアダルトグッズやサニタリー用品、フェミニズム関連の書籍などを販売している。

 

セット内容
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わたしが選んだのはゴム製のチャリティーセット。購入金額の一部が寄付される、サイズが小さめということで選んだ。届いてみるとカラフルでかわいい布ナプキンとカップ収納用巾着、それに試供品のローションもついていた。

 

美用品カタログのようなローションとバイブレーターのパンフレットもついていた。こじゃれ感がすごい。お姉さんが高く掲げているのはカラフルなバイブレーターである。
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「折り畳んで挿入する」?

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スクーンカップはシリコン製が多いようだけれど、チャリティー対象は天然ゴム製だった。これが固い。わたしの左手ではつぶすだけで結構力いっぱい。これを四つ折りにするなんて出来るのか。そして四つ折りにしたところで膣に入るほど細くならないんだけど、どうするの、これ。

 

タンポンは大人の指くらいの太さで先端は丸い。しかしスクーンカップは折り畳んでも指2~3本くらいの太さがあるし、先端は凸凹している。とくにこの製品は無駄に凹凸が激しく、とてもスムーズには入らない。

 

経産婦でなければキツいというレビューもあったけれど、経産婦の膣だって平時から子供の頭を出し入れできる大きさではない。膣の硬さが問題なのか。でもその気になっているときでなければ膣ってそんなに広がらない。生理カップを出し入れするためにいちいち気分を出していかなければならないのか。

 

でも使えないのはくやしい。泣きたくなるほど苦労してなんとか入れた。

 

入口の狭いところを通過すると、中でポンと勝手に広がる。ここまで入れば何ともない。少し圧迫感があるので入れていることを忘れるというわけにはいかないが、あるべき場所に収まっていれば動くのに支障はないし、下着もほとんど汚れず、湯船につかるのも平気。なんて快適なんだ!

 

しかし購入したカップにはネズミ返しのようないらぬ凸凹がついていて、出すときは入れるとき以上に苦労した。作ったの、男だろ。抜ける心配より抜けない心配をしろ。もう痛いし怖いし半べそで悲鳴を上げながら取り出した。誰にも相談できない若い女の子なんか、どんなに怖くなるかと思う。

 

でも、ここまでくると諦めるのはさらにくやしい。カップが悪いのか。他の商品と比べると無駄に凹凸しているし、硬いし、セールにされるだけのことはあるのか。

 

検索していたら、また姫姉様こと堀井みきさんのブログが出てきて、日本製のローズカップという商品が紹介されていた。柔らかいシリコン製で、つるんとした形をしている。しかしスクーンカップはどれも5000円前後とお安くない。

 

ローズカップの商品説明に「つぼみ型での挿入」というやり方が書いてあった。つぼみ型での挿入

 

これが大正解。詳しくはリンク先を見てほしい。これ、すべてのスクーンカップの説明書に書いておいてほしい。これで嘘みたいにスムーズに入るようになった。

 

取り出すときはこれの逆を意識する。引っ張り出すのではなく、膣の中で押さえて細くしつつ取り出す。こっちは製品がどれだけ柔らかくつるんとした形をしているかによって難易度が違ってくると思うので、これから選ぶ方はぜひ柔らかくつるんとした形のものを選んでほしい。

 

手入れと交換品度

中性洗剤で洗って煮沸消毒と書いているところがあったが、わたしは家のウォシュレットで水洗いしてそのまま使っている。この辺の感覚は個人差があると思う。長時間外出するときはナプキンやタンポンと併用するといいと思う。ちなみにセットで送られてきた布ナプキンはcotton100%ながらフリースのような肌触りで乾きも早く、使い勝手がよかった。

 

カップを取り替えるタイミングも体質や体調により違ってくる。とはいえ基本的にはそんなに豆に取り替えないといけないものではないみたい。

 

スクーンカップはレーシックと並んでもっと早く知りたかったもののひとつである。どれだけゴミを減らし、下着や衣服やシーツを汚す心配から解放され、海やプールへいく楽しい時間が増えていたかわからない。サニタリー用品代だって相当節約できたはずだ。

 

まだしばらく月経とつきあう予定の方は一度試してみてほしい。一度試して無理だと思った方はつぼみ型の挿入と小さくつるんとした形のカップで再挑戦してみてはいかがだろうか。

お見舞い品 ギー&ココナツオイル


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欲しいものリストからギー&ココナツオイルをお見舞いに送っていただきました。ありがとうございます。バターコーヒーにいれていただきます。

 

胃にやさしくて美味しいらしく、最近のもちおは主食はバターコーヒーといってもいいほどで、グラスフェッドバターがみるみるなくなる。次回はキロ単位でかって冷凍する予定。

 

ココナツオイルもとればいいのにと思うのだけれど、自分一人で仕度できて手間がかからないことでないとなかなか続かない。あらかじめミックスされているギー&ココナツオイルはとても助かる。

 

お礼に文庫本と単行本のブックカバーセットを送らせていただいた。残念ながら早川文庫非対応なのですが、お役に立ちましたらうれしいです。
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本とラジオと人との出会い

 このツイートを読んでずばり言い当てられたと思い、反省。近年書棚がまさにそんな感じの本に席巻されつつあった。本との出会いは人との出会いと似ている。そう考えるとこうした自己チューニング本ばかり選ぶのは、仕事と暮らしに役立つ話をする人かどうかで付き合う人を選んでいるようなものだ。これは偏る。

 

かつてわたしにとって本とは物語の代名詞であったのに、ここ数年は物語を読むためにお金を払って本を買うのは贅沢だと考えていた。そもそも本を買うこと自体が贅沢だ。買ったら元を取らなければいけない。この本を買えば料理のレパートリーが増える、掃除が捗る、仕事の効率が上がる、健康状態がよくなる。そうすれば出費が減って貯金が増える。これが「本を読んで元を取る」ことだといつの間にか思い込んでいた。漫画や小説を買うこともあったが、こうした買い物は自制しきれなかった結果の無駄遣いだと考えていた。

 

そうしたHow to本は本を愛し、著者に好感を持って買うわけではない。装丁や文字の美しさを眺めるだけで楽しく、文章の面白さに何度も引き込まれて選ぶ本とは違う。己の欲を満たしてくれそうだという期待で選ぶのだ。情報量が多ければ得した気になり、同じことを人に習ったらいくらかかる、書籍代と比較していくら得だと変な金勘定で本の価値を測る。貧しく浅ましい。もとより苦手意識と問題解決のため、自分に学習ドリルを押し付けたようなもので、好きで買った本ではないから身につかない。道理で心も財布も豊かにならないはずだ。

 

皮肉なことに、いまの自分の人生観を養い、現在の暮らしに役立っている知識や教養の大半は目的をもって学んだものではない。抑えきれない好奇心から貪るように読んだ本、日常生活からかけ離れた学問の専門書、病床の憂いを晴らしてねと友人が届けてくれた彼女の愛読書の数々、タイトルにひかれて読んだ小説や挿絵にひかれて集めた絵本。こうした心に深く残り、人生を変えるような本はしかし「お役に立ちます!」「お得です!」という顔をしていない。だから欲の皮が突っ張っているときは目の前にあっても視界に入らず素通りする。

 

切羽詰まった問題を抱えているときほど藁を掴むように薄っぺらい人生指南にすがりたくなる。これさえあればすべてOKという何かに飛びつきたくなる。実行すれば役立つようなことが書いてあっても、心を失くしているときは地に足をつけて暮らしを顧みる余裕がない。自信がないときの助言の数々は自責の念を煽るばかりで、何がほしいのかすらわからないまま、今度はご都合主義のフィクションに走る。

 

こういう本とのつきあいは、よくないなと思った。本を人に例えるなら、非現実的な期待を煽るグルと虫のいい話ばかりする法螺吹きを求めてさすらっているようなものだ。まともなつきあいじゃない。

 

暮らしに直結しない本、元が取れなさそうな本を読もう。贅沢をしようと思った。いずれにしてもわたしが抱える問題の解決策は観測範囲には見当たらない。本とラジオと人との出会いのいいところは、頼んでもないものを出してきて、知らない世界を見せてくれることだ。人と知り合うには時間もいるし、相手の都合もある。本は比較的すきなときに向き合えるし、手が届くところにある。

 

そう思っていつか読みたいと思っていた本を立て続けに何冊か買った。図書館にもいった。そしてブックカバーを6枚縫った。表紙が気に入らなくて読んでいない本がこれで読めるようになった。本は装丁も大切なのだ。好きでもない本から情報だけを抽出して技能を身に着けるなんてわたしにはできない芸当だといまさらのように気づいた。